東京芸術劇場ではノヴォシビルスクのレッドトーチ・シアターによる「三人姉妹」を上演

Frol Podlesny
 東京芸術劇場では東京芸術祭2019参加「芸劇オータムセレクション」作品として、ロシア・ノヴォシビルスクのレッドトーチ・シアターによる『三人姉妹』を上演する。

 ティモフェイ・クリャービン演出によるこの『三人姉妹』は、全編が手話(*ロシア手話)で演じられ、本国はじめヨーロッパ各国の芸術祭で大きな話題となった作品である。登場人物たちは手話と身振り、表情で会話し、自然音や生活音、人間の息遣いやぶつかり合うノイズが舞台を弾ませ、俳優が演技として手話を用いる異色作ながら、芝居が進むにつれチェーホフが描いた人間ドラマの核心が際立っている。

もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる