ジョン・スノウがどのように「ピグレット」になったか

カルチャー
ゲオルギー・マナエフ
 あるロシアのインターネット画家がゲーム・オブ・スローンズの登場人物をソ連アニメのキャラクターに変身させた。

 スィクティフカル(ロシアのコミ共和国、モスクワから1,300キロメートル)出身のロシア人芸術家、プロコピィ・ウリャショフはテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の多くの登場人物がソ連時代に最も人気のあったアニメのキャラクターにぴったり当てはまることに気が付いた。

 1.サンダー・「猟犬」・クレゲインとアリアは、「トムとジェリー」のロシア版である「ヌ・パガジー!(今に見てろよ!)」のメイン・キャラクターになぞらえている。

 2.ジョフリー・バラシオンとティリオン・ラニスターは、アストリッド・リンドグレーン作「やねの上のカールソン」のスヴァンテとカールソンとソ連の同名アニメに。

 3.ペットの竜を連れたデナーリスは、ソ連の超名作チェブラーシカのキャラクターに。

 「わたしは子供のころによく見たこのソ連アニメとゲーム・オブ・スローンズの両方が大好きだ。このシリーズはこの10年間、明らかにもっとも重要なテレビ番組であった」とプロコピィは語っている。「このアイデアは、2015年に考え付いていたのだが、今になってようやく実現した。この連作は成功するとは思っていたが、ここまでとは想像していなかった。今、続編に取り掛かっているところだ」。

 4.ヴァリスはマーマンに(なんてぴったりなんだ!)

 5.ラムジー・ボルトンとサンサ・スタークは、お姫様とオーガのアニメに描きなおされた。

 6.ロバート・バラシオンは「オウムのケーシャ」のこのキャラクターで決まり!

 7.サムウェル・ターリーとジョン・スノウの二人は、ソ連版くまのプーさんとピグレットにそっくり!

 8.最後に、夜の王と亡者の軍は、ホッケーチーム「メテオール」と「ヴィンペル」とで戦われたミニシリーズに出てくる人気の選手に!