アニメ地下鉄がモスクワに登場

 ソ連およびロシア最大のアニメーション・スタジオ「ソユーズムリトフィルム」の設立80周年を記念して、モスクワ地下鉄で特別な列車の運行が開始された。ソ連の有名なアニメ映画のコマで彩られた列車は8月29日、地下鉄セルプホフ・チミリャゼフ線の走行を始めた。

『チェブラーシカ』、1971年&nbsp;\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>『チェブラーシカ』、1971年&nbsp;</p>\n
『赤い花』、1952年\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>『赤い花』、1952年</p>\n
『ヌー、パガジー!』、1969年\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>『ヌー、パガジー!』、1969年</p>\n
新しいテーマ車両の運行と同時に、アニメが描かれた特別乗車券「統一」の販売も始まった。\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>新しいテーマ車両の運行と同時に、アニメが描かれた特別乗車券「統一」の販売も始まった。</p>\n
『くまのプーさん』\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>『くまのプーさん』</p>\n
ソ連およびロシア最大のアニメーション・スタジオ「ソユーズムリトフィルム」の設立80周年を記念して、モスクワ地下鉄で特別な列車の運行が開始された。\nキリル・ジコフ撮影 /モスクワ通信<p>ソ連およびロシア最大のアニメーション・スタジオ「ソユーズムリトフィルム」の設立80周年を記念して、モスクワ地下鉄で特別な列車の運行が開始された。</p>\n
 
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ソユーズムリトフィルム設立80周年を記念して

 車両の塗装には約4ヶ月を要した。車両の内部および外部のいたるところに、「犬が住んでいました」、「少年とカールソン」、「霧につつまれたハリネズミ」、「ブレーメンの音楽隊」など、ソ連アニメの伝説的なキャラクターが描かれている。

 列車は80周年記念だけでなく、ソユーズムリトフィルムの才能ある人材にもささげられているため、ボリス・ジョシキン(「チポリーノ」、「雪辱戦」、「打て!打て!」)、レフ・アタマノフ(「子ネコのガフ」)、フョードル・ヒトルク(「くまのプーさん」)、ロマン・カチャノフ(「チェブラーシカ」、「第三惑星の秘密」)といった芸術家・アニメ監督についても知ることができるようになっている。

 新しいテーマ車両の運行と同時に、アニメが描かれた特別乗車券「統一」の販売も始まった。

 これはすでに4番目の映画を主題とした列車である。地下鉄環状線を、「全時代の英雄」列車、「勝利の映画」列車、「映画の伝説」列車が走行している。

 

タス通信の記事を抄訳

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