ワレリー・ゲルギエフ
ミハイル・クレメンチエフ撮影/Sputnik7月29日、国際極東祭「マリインスキー」の日本の部が始まった。そのオープニング・コンサートでは、マリインスキー劇場芸術監督のワレリー・ゲルギエフが、札幌コンサートホール Kitara でPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)オーケストラを指揮した。
コンサートの昼の部では、ハイドンの交響曲第50番、レナード・バーンスタインの『キャンディード』、ベッリーニの歌劇「ノルマ」とヴェルディの歌劇「イル・トルヴァトーレ」のアリア、その他。夜の部では、バーンスタインの「ハリル」とマーラーの交響曲 第7番などが演奏された。
マリインスキー祭の日本の部は、広島(7月31日)、東京(8月1日)で続けられる。
日本以外では、セルゲイ・プロコフィエフの歌劇「戦争と平和」を、ゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場管弦楽団の演奏と、映画監督アンドレイ・コンチャロフスキー演出で、中国で上演。
第3回国際極東祭「マリインスキー」はウラジオストクで、7月24日~8月8日に行われる。この音楽祭は2016年以来毎年開催されている。
7月30日には、マリインスキー劇場の極東分館に、日本出身の2人の音楽家が出演する。ヴァイオリニスト、三浦文彰が、マリインスキー劇場管弦楽団と共演する。指揮台に立つのは、シズオ・Z・クワハラ。その夜のプログラムは、メンデルスゾーンとリムスキー=コルサコフの作品など。コンサートは、露日交流年の一環として行われる。
シズオ・Z・クワハラさん
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