日本人バレリーナがロシアのテレビ番組「ボリショイ・バレエ」に登場

舞台での西口実希さん

舞台での西口実希さん

オリガ・キリリュク撮影/エカテリンブルグ・オペラ・バレエ劇場

 エカテリンブルグ・オペラ・バレエ劇場のソリストである日本人バレリーナ、西口実希さんがロシアのテレビ番組「ボリショイ・バレエ」の第3シーズンにアレクセイ・セリヴョールストフさんとペアで出演する。番組は来年2019年に「ロシア・クリトゥーラ」で放映される。「ボリショイ・バレエ」はバレエに順位をつけて競うショー形式の番組で、ロシア内外の主要な音楽劇場のダンサー8組が勝利を目指してダンスを披露する。番組はより多くの視聴者に、クラシックバレエ、モダンダンスの模範としてバレエ界の若いスターを紹介することを狙いとしている。

 西口実希さんは1993年3月9日奈良生まれ。奈良市のバレエエトワールを卒業し、ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学した。「雪の女王」のゲルダ役では、ロシアの演劇賞「黄金のマスク」賞の「最優秀女性ダンサー賞」にノミネートされた。

 「わたしのバレエの先生がロシアで1年間学んだ経験を持っていて、ロシアのスタイルを気に入り、わたしにもそのやり方に沿って指導してくれました。先生はロシア人のダンスとの向かい合い方にも感銘を受けていました。日本ではまず普通の学校に行って授業を受け、そのあと急いでバレエのレッスンに行くのです。つまりダンスは勉強の次というわけです。しかしロシアではバレリーナはダンスを主な活動とすることができ、それに集中することができます。だから、ダンスの中にテクニックだけでなく、魂があり、エネルギーがあるのです。ワガノワに来たとき、自分の生活もそのようなものになるとは分かっていましたが、それでもやはり深い印象を受けました。毎日、いくつかの「ダンス」の授業があり、そのすべてはバレエが自分自身の一部になるようにできているのです」。ロシアの新聞社からのインタビューに答えた中で、西口実希さんはこのように話す。

 また地元のテレビ局ekburg.tvからの取材に対しては、「ロシア語はバレエ学校で学んでいたペテルブルグ時代に始めました。外国人のためのロシア語の授業があったのです。今、仲間たちとはロシア語で話しています」と打ち明けている。

 来年放映される新たなシーズンには、もう1人の日本人バレリーナで、マリインスキー・バレエに所属する永久メイさんも出演する予定だったが、パートナーのケガのため、プログラムは放映されないことになった。同番組の第2シーズンでも、日本からロシアに留学し、ロシアの劇場に所属しているタタール国立歌劇場の日本人ダンサー、大川航也さんと寺田翠さんが出演した。

ロシア・ビヨンドのFacebookのページで おもしろいストーリーとビデオをもっと見よう。
もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる