バレエ「ヌレエフ」再演決定:ボリショイ劇場で6月に

ミハイル・ロギノフ撮影/ボリショイ劇場
 ソ連時代の不世出のダンサー、ルドルフ・ヌレエフに捧げられたバレエ「ヌレエフ」の再演が決定した。ボリショイ劇場で6月26、27、28日に行われるが、正確な日程はまだ発表されていない。チケットは3月に発売開始。

 「ヌレエフ」再演の要望が強いため、チケット購入者には特別ルールが適用される。購入できる数に制限があり、上演日ごとに1人当たり2枚のチケットのみ。また各チケットは、特定の購入者の名前で登録され、変更は不可。観客はその識別のため、パスポート持参で劇場に来る必要がある。

バレエ「ヌレエフ」は、有名な演出家・映画監督、キリル・セレブレンニコフ、振付師ユーリー・ポソホフ、作曲家イリヤ・デムツキーによる作品。世界初演は、昨年12月9、10日にボリショイ劇場で行われ、大入り満員の盛況だった。

*「ヌレエフ」のチケットを予約すべき5つの理由についてはこちらの記事を。またこのバレエをめぐるスキャンダルに関しては次の記事をご覧ください 。

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