「ヴィイ2(中国への旅)」(2018)のジャッキー・チェンとアーノルド・シュワルツェネッガー
Russian Film Group Corporationアメリカの発明家ダグラス・マクラケン(リチャード・ハリス)は1885年、自らが開発した「シベリアの理髪師」と呼ばれる森林開墾のための大型機械を携えてロシア帝国にやってきた。アシスタントのジェーン・キャラハン(ジェーン・オーモンド)はロシア政府の役人の庇護を得るのを助けるのだが、思いがけず若い士官候補生のアンドレイ・トルストイと恋に落ちる。そしてそれはお互いにとっての悲劇をもたらす。
「高速鉄道モスクワ-ロシア」(2014)のマイケル・マドセン
このロードムービーの一つのエピソードの中でマイケル・マドセンはアメリカのスパイ、ミラ役を演じている。ロシア生まれのハリウッドスターが映画撮影のために故国に帰ってくるのだが、そこで多くのトラブルに巻き込まれることになる。
「ルジェフスキー対ナポレオン」(2012)のジャン=クロード・ヴァン・ダム
格闘家のジャン=クロード・ヴァン・ダムは、1812年のロシア帝国とナポレオン率いるフランスの戦争での出来事を滑稽に描いたロシアのコメディでカメオ出演している。
18世紀、長旅の途中でイギリスの地図製作者ジョナサン・グリーン(ジェイソン・フレミング)はカルパチア山脈の裏側の人里離れた田舎の村にやってくる。そこで彼はスラヴ神話に出てくる古代の妖怪と遭遇し、戦うことになる。
ジョナサン・グリーンの冒険は終わっておらず、今回はロシアのツァーリ、ピョートル大帝に極東の地図の製作を依頼される。グリーンは中国に向かい、そこで再び超自然的現象と戦うことになる。
この中国とロシア合作のブロックバスター映画ではジャッキー・チェンとアーノルド・シュワルツェネッガーというトップスターのキャスティングが実現した。
ストーリーの詳細はまだ明らかにされていないが、シュワルツェネッガーは囚人同士に格闘技戦をやらせるのを楽しむロンドン塔の看守役を演じる。またプロデューサーによれば、シュワルツェネッガーとジャッキー・チェン演じる人物との戦いが見られるとのこと。
トーマス・クレッチマンは以前にも1993年制作のドイツのカルト映画「スターリングラード」にハンス・フォン・ヴィッツランド役で出演している。ロシアで制作された「スターリングラード」ではハウプトマン・ペーター・カンを演じ、彼の軍隊が死守しようとしていた建物から何十人ものソ連兵を撃退するのに成功した。
ジョヴォヴィッチ演じるモスクワっ子のナージャは裕福で積極的なダーニャと優しくて思いやりのある(そして愛すべき)スラーヴァの2人のうちどちらかを選ばざるを得ない三角関係に陥っている。面白いことにこの映画の中で、ジョヴォヴィッチは吹き替えなしでロシア語を話している。ナージャはロシアに戻るまで長くロンドンで暮らしていたので訛りがあるという設定だ。
この作品は愛にまつわる5つの話がイヤーブック風に語られたもの。マルコヴィッチはその中のストーリーの一つで、自分自身が複雑な家庭問題を抱える人間関係心理の専門家として主役を演じている。
映画「モータルコンバット」のシャン・ツン役で知られるタガワだが、ここでは日本にある正教会のニコライ神父を演じている。神父はヤクザとの揉めごとに巻き込まれ、それを解決するためにロシアの片田舎に送られる。彼はそこで僻地の厳しい生活を目の当たりにし、敵意に満ちた人びとや山賊に遭遇する。
ケイリー=ヒロユキ・タガワは2015年にロシア正教で洗礼を受け、パンテレイモンという洗礼名を与えられている。
*ロシア人俳優が出演したハリウッド映画(“Bad guys”以外)についてはこちらでどうぞ
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