アレクサンドル・ソルジェニーツィン、1974年=
AP通信「アレクサンドルはモスクワに居住登録されたことはなかったけれど――首都に住むのを禁じられていたので」と説明するのは、作家の未亡人のナターリア・ソルジェニーツィナさん。「追放される前にトヴェルスカヤ通りに住んでいたことがあり、そこで息子たちも生まれた。このアパートが、記念になるようなものが残っている唯一の場所だから、当然ここが記念館になるべきだと思う」
『収容所群島』や『イワン・デニーソヴィチの一日』で知られる、この作家の記念碑は、彼の名を冠した通り(都心のアレクサンドル・ソルジェニーツィン通り)の11番地と13番地の間の小公園に置かれる。
「私たちが追放後に住んでいたバーモント州キャベンディッシュで、何人かの有志が、空き家になっている教会のひとつに記念館を設けようとしている。良い考えだと思うけど、計画は何年も長引く恐れがある。貧しい州で、この街にはたった1300人しか住んでいないのだから」。ナターリアさんはこう述べた。
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