モスクワ 「ジーマ・ヤーコヴレフ」法に反対する行進 実施

モスクワでは本日、「ジーマ・ヤーコヴレフ」法に反対する抗議行進が実施された。反対派勢力の主な要求は、米国市民によるロシア人養子引き受けに対する禁止を解除することとなっている。

行進は「スタラスノイ・ブリヴァール」から「プロスペクト・サーハロワ」まで「サドーヴォエ・コリツォー(環状道路)」をまたぐことなく行われた。厳寒にも関わらず警察の情報によれば、9千人から9500人が参加したという。一方、反対派のセルゲイ・ウダリツォフは3万人という数字を挙げている。9名が拘束されている。

「ジーマ・ヤーコヴレフ」法は、米国市民がロシア人孤児を養子に取ることを禁止するもので、今年1月1日から発効している。これは米国が「マグニツキー」法を可決したことに対するロシア側の報復措置となっている。「マグニツキー」法はモスクワの拘置所で弁護士セルゲイ・マグニツキが死亡した事件に関係をもつロシア人官僚にビザ制裁を課す内容となっている。

 

「ロシアの声」より転載

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