ロシア 地球外文明を探す機器開発中

ロシア工学アカデミーのユーリイ・ザイツェフ顧問は「モスクワ州ヒムキにあるラヴォチキン記念科学生産合同で開発されている天体物理学研究用総合機器『スペクトルM(ミリメトロン)』は、学者達が地球外文明を探す善き助けになるだろう」と述べ、次のように続けた

「天文台は今後、大変短い放射の中で、はるか遠い宇宙(深宇宙)の調査をするだろう。現在この周波帯は、天体物理学や宇宙学の多くのアクチュアルな諸問題を解決するために最も有望とみなされている。例えば、他の空間へ通ずるトンネルを見つけ出すチャンスはあるかとか、ブラックホールはどのように生まれたのかといった問題だ。

短波には、バックグラウンド放射線のミニマムが認められる。それゆえ、最も遠い銀河や地球外文明のシグナルを発見できるだろう。短波において、そうしたシグナルは、望遠鏡により歪むことなく観察する事が可能である。」

 

(「ロシアの声」より転載)

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