トルコ軍機 シリアの旅客機をアンカラ空港に強制着陸

10 日トルコ空軍の複数の戦闘機が、モスクワからシリアの首都ダマスカスに向かっていたシリアの旅客機をアンカラ空港に強制着陸させた。リア・ノーヴォスチ通信が、NTV及びCNN-Turkの報道を引用して伝えた。トルコ当局は、旅客機に武器が積み込まれているのではないかとの疑いを持ったとの事だ。

トルコの最新のマスコミ報道によれば、旅客機から通信機器、無線機、ジャマー(電波妨害装置)が見つかったものの、いかなる武器あるいは弾薬類も発見されなかった。その一方で、ミサイルなどの兵器の部品が見つかったとの情報もある。

捜索は現地時間で23時に終了、見つかった無線機器類が没収された後、飛行継続の許可が出され、モスクワ時間で早朝4時頃までに、旅客機はダマスカスに向け飛び立った。結局旅客機は、およそ9時間トルコで足止めされた計算になる。

インターファクス通信がロシア外務省筋の情報を引用して伝えたところでは、すでにアンカラの駐トルコ・ロシア大使館は、今回の出来事に関連してトルコ当局に説明を求めた。

 

「ロシアの声」から転載

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