「遺体が腐敗していなかった」ラマ僧の生誕160年を祝う

ロシア・ブリヤート共和国(東シベリア)にあるロシア仏教の中心地イヴォルギンスキー寺院で19日、パンディト・ハンボ・ラマ12世・ダシ・ドルジョ・イチゲロフの生誕160年を記念する祈祷が執り行われる。

また、死後、遺体が掘り出された時に腐敗していなかったことで知られるダシ・ドルジョ・イチゲロフの「人類への帰還の日」から10周年も祝われるという。仏教伝統寺院の広報部が伝えた。

今から10年前の2002年9月、ダシ・ドルジョ・イチゲロフの遺体が75年間収めて埋められた棺が掘り起こされたが、遺体は腐敗していなかった。

19日、祈祷や儀式が執り行われた後、イヴォルギンスキー寺院のスタジアム(5000人収容)でスポーツ大会がスタートする。大会ではブリヤートの伝統スポーツ3つを含む競技が行われ、優勝者にはヒツジの群れが贈られる。

(「ロシアの声」より転載)

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