国際宇宙ステーション(ISS)から帰還したのは、ロシアのゲンナージー・パダルカ飛行士とセルゲイ・レヴィン飛行士、米国のジョセフ・アカバ飛行士の3人。飛行管制センターのコメンテーターが、捜索・救助局の将校の話として伝えたところによると、宇宙飛行士たちは無事に帰還した。
飛行士たちはISSに滞在中、ロシアのプログラムによる船外活動を1回、貨物船「プログレス」との作業、日本の「こうのとり」3号機の受け入れとドッキング解除、有人宇宙船「ソユーズTMA-05」の受け入れ作業などを行ったほか、3人の宇宙飛行士はISSで40以上の学術実験を行った。
ISSでは現在、パダルカ飛行士にかわって米国のサニータ・ウイリヤムス飛行士がコマンダーを務めており、ロシアのユーリー・マレンチェンコ飛行士と日本の星出彰彦飛行士と一緒に活動を続けている。
ISSの新たな長期滞在クルーは、10月15日にカザフスタンから「ソユーズTMA-06M」に搭乗して打ち上げられる予定。ロシアのオレグ・ノヴォツキー飛行士とエヴゲーニー・タレルキン飛行士、米国のケビン・フォード飛行士がISSへ出発する。
(「ロシアの声」より転載)
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