「知識の日」

AP Photo撮影

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1984年以来、9月1日は、国の祝日「知識の日」だ。学校、大学は、新入生を迎え、新学年が始まり、「最初の鐘」が鳴って、最初の授業が行われる。生徒、学生にとっても、教師にとっても祝日だ。

この日、学校は、整列式で始まる。整列した1年生を、やはり整列した上級生が歓迎し、教員、来賓などが祝辞を述べる。 この辺は、日本の入学式と変わらないが、その後で、全学年で一定のテーマにもとづく授業が行われるのが、ロシアの特徴だ。「平和についての授業」や「勇気についての授業」などを必ずやらなければならない。

 その内容については、たいてい「上」のほうからおおよそのお達しがある。ナショナリズムのもたらす危険についてだとか、寛容さの重要性だとか。教師はそれにしたがって、適当に肉付けして話すことになる。 

また、大統領は、テレビ、ラジオを通じて、「知識の日」の祝辞を述べるのが恒例だ。