11カ国から音楽家がモスクワに集まった

=アレクサンドル・マカロフ/ロシア通信撮影

=アレクサンドル・マカロフ/ロシア通信撮影

ロシアの音楽の殿堂であるモスクワ音楽院の夏期講習に参加するために、11カ国から音楽家がモスクワに集まった。優秀な成績を収めると、現在、同音楽院のラフマニノフホールで開催中の「友よ集まれ」音楽祭に参加できる。

 

モスクワ音楽院は、サマースクールを開催して、ヨーロッパ、アジア、アメリカからの学生を受け入れている。同音楽院の優れた音楽教育システムは世界的に有名で、この夏期講習もそのシステムに基づいており、音楽家を目指す若い外国人が多数集まる。

日本から来た堀田志乃さんは14年間音楽教師を勤めてきたが、モスクワに来てプロとしてのレベルを高めたいと言う。

「ロシアのクラシック音楽がとても好きで、ここモスクワ音楽院で勉強するのはこの分野のプロに触れるいい機会です。あと、ロシアの文化と日常生活に触れることができるのも魅力ですね」。

 

ラフマニノフホールで開催中の音楽祭に参加も 

 7月31日から8月28日まで、音楽院は「友よ集まれ」音楽祭を開催している。音楽祭の目的は、短い滞在期間中に、音楽を学ぶ外国人学生がモスクワ音楽院についてより良く知り、ロシア文化全般に触れることだと、アート・ディレクターのマルガリータ・カラティーギナ教授は言う。

「私たちは、多くの外国人音楽家を受け入れるので、彼らのために文化イベントを用意し、プロとしての経験を積み、新鮮な印象を受けるような機会を提供する必要がありました。その点、音楽祭は、モスクワ音楽院のレベルを示すのにも非常に役に立ちます。ここに学びにくる人々は、音楽院の教員や学生の演奏を目の当たりにして、自分たちの指標にすることができます」とカラティーギナ教授は語った。