アエロフロートによると、シリア便の利用者が少ないことから財政上の理由でこのような決定が下された。
シリアのサイード運輸相はリア・ノーヴォスチで開かれた記者会見で、アエロフロートが直行便の運行を停止した後、ロシアとシリアを結ぶ空の便は別の航空会社によって維持されると伝えた。これまでモスクワーダマスカスの直行便は、アエロフロートとシリア航空が運行していた。そのほか1回あるいは2回の乗り継ぎで、別の航空会社を利用してダマスカスへ到着することも可能。シリア情勢の先鋭化に関連して欧州の航空会社の多くが、シリア便の運行を停止した。
ロシア外務省はこれより先、シリアの様々な地域で政府軍と反体制派武装勢力との戦いが続いていることに関連して、シリアへの渡航を控えるようロシア国民に呼びかけた。
(「ロシアの声」より転載)
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