日本政府の試算によると、北極海航路は、従来のスエズ運河経由のルートよりも、コストが40%以上減となり、横浜からオランダのロッテルダムまでの距離は、2万1千キロから1万3千キロに短縮される。
同紙の報道によると、国土交通省と海運各社は、共同で委員会を設け、北極海航路利用の可能性の詳細について協議する。初会合は、8月3日に開かれる。
日本企業は、かねてより、地球温暖化で利用しやすくなっている北極海航路に興味を示してきた。
今年9月には、日本の民間気象情報会社「ウェザーニューズ」は気象衛星WNISAT-1を打ち上げ、北極海域の海水を観測する予定だ。これにより、大型貨物船の航行に十分な条件の有無が確認できるとしている。
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