=タス通信撮影
人類史上初めて女性が宇宙遊泳
1984年の今日、人類史上初めて、女性が宇宙遊泳を行った。ソ連の女性宇宙飛行士スベトラーナ・サビツカヤさん(63)だ。
彼女は、ワレンチナ・テレシコワさん(75)に続く人類史上2番目の女性宇宙飛行士であり、現在は下院議員を務めている(共産党に所属)。
サビツカヤさんは、ソ連の宇宙ステーション「サリュート7号」で、ジャニベコフ船長とともに、ソ連の学者が開発した「電子銃」(電子レンズで電子線をビーム状に収束させて照射する装置)をテストするために、船外に出た。
サビツカヤさんの回想によると―
「私たちは、変わりばんこに、合計3時間15分船外にいました。約2回地球を回ったことになり、昼と夜があっという間に交代していきました。闇の中では作業しませんでした。装置は最大限の精確さを要求しますから。宇宙服は、最大6時間宇宙空間に耐えられるように作られていました」。
実験は順調にはかどり、予定の数分前に終わり、異常は何も起こらなかった。
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