=タス通信撮影
サラトフ市は、モスクワの南東858キロに位置し、ボルガ右岸にある。同市の人口は83万6900人で、ロシアで16位、ボルガ沿岸では1位だ。
サラトフは、ロシアの科学・教育の中心地の一つでもある。1909年に創設されたサラトフ国立大学をはじめ、20校を超える高等教育機関がある。
サラトフは、帝政時代に電話を使い始めた3番目の都市である(1889年)。
1885年に開設されたアレクサンドル・ラジーシチェフ記念美術館は、ロシアで初めて一般に公開された美術館となった。イリヤ・レーピンなど著名な画家の作品が展示されているほか、館内には図書館もあって、約5千冊の貴重な書籍を所蔵している。
一方で、ビジネス環境も整備されており、フォーブス誌の「ロシアのビジネス都市ランキング」で22位を占めている。
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