日露外相会談

日露外相会談=タス通信撮影

日露外相会談=タス通信撮影

ラブロフ外相訪日

1月28日、都内でロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と日本の玄葉光一郎外務大臣が会談し、極東地域における両国の経済協力などについて協議した。玄葉外相は最近の両国の関係発展に言及し、「日本はアジア太平洋地域のパートナーとしてふさわしい関係をロシアと構築したい」と述べた。

 領土問題と密接に結びついている日露平和条約締結の問題は、今回のラブロフ露外相訪日の個別のテーマとなった。ロシア政府はこの問題を「感情的にならず、派手な公開討論を避け、建設的な方法で進展させる必要がある」とみなしている。

 ラブロフ外相は、両国間の経済的、外交的、文化的関係の発展が「未解決の問題をより生産的な方向に導くことを可能にする」と述べた。

 「徐々に一歩一歩、実質的な協力関係を築くことで信頼が強まり、双方が納得できる解決策を探すのにふさわしい、静かな環境を創りだすことが可能になる」とラブロフ外相は述べた。両国の外相は、領土問題は「静かな環境で」議論する必要があることで一致した。

 両外相は会談後、商用、学術、文化交流などを目的とした渡航の際のビザ(査証)の取得手続きを簡素化する協定に署名した。また、今年日本で「ロシア文化フェスティバル」を開催することでも一致。さらに、モスクワ・東京間の商品取引高が年間約300億ドルと、経済危機前の水準にまで回復したことを確認した。

ロシースカヤ・ガゼータ(ロシア新聞)のデータをもとに編集