2021年にロシアに旅行できるのは誰?

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 いくつかの国の市民なら、ビザを必要とする国であっても、すでにロシアに入れるようになっている。自分の国がそのリストにあるのかチェックしてみよう。

 今は海外旅行をするのに難しい時期であるが、まだ多少の制約はあるにせよ、国境は徐々に開き始めている。ロシアは多くの国からの空路による入国を再開しており、観光ビザの発行も始めた。

ロシアに入国できるのは?

 パンデミック期間のロシア入国を規定する主な文書は、政令第635-r号(2020年3月16日)で定期的に改訂されている

 この規定によれば、ロシアを訪れることができるのは、限られたカテゴリーの外国人のみである。それは、国籍を問わず、外交官、パイロット、ロシア人と結婚した配偶者とその家族、競技大会に参加するアスリート、招待を受けた専門職の人、ロシアの居住権を持つ外国人である。これらの人は、どの交通手段ででも入国できる。

 アプハジアや南オセチアなど部分承認された共和国の住民は陸路か鉄路いずれかの方法でも、どのような目的であっても検問所を通ってロシアに入ることが出来る。重要な点は、入国できるのはこれらの共和国経由であるということである。

 しかしながら、ロシア国籍を持つ人には制限は一切ない。ロシアのパスポートを持っていれば、自由に母国に帰ってくることが出来る。飛行機を予約する前に、特別の電子書式(http://gosuslugi.ru/394604/1)に必要事項を記入し、ロシア到着後、3日以内に新型コロナウイルスのPCRテストで陰性になり、国のウェブサイトにアップロードをすれば良い。ロシアのワクチンの接種証明を持っていれば、PCRテストは必要ない。海外製のワクチンはまだロシアでは認められていないことには要注意である。

観光目的でロシアに入国できる?

 前述した政令によると、ロシアとの空路が再開された国からの外国人は観光目的であっても入国出来る。しかし、それらの国からは入れるのは、その国の市民権か居住権を持つ人に限られる。すなわち、トルコ国籍の人は、トルコからのみ入国可能で、英国国籍の人は、英国のみから入国出来る。ただし、陸路もしくは海路からの入国は出来ない。(例外は、ベラルーシ国籍の人は鉄路でロシアに入れる)。

 2021年7月時点では、直接空路で入国出来る国は、オーストリア、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、ベラルーシ、ベルギー、ブルガリア、英国、ハンガリー、ベネズエラ、ベトナム、ドイツ、ギリシャ、エジプト、インド、アイスランド、ヨルダン、アイルランド、イタリア、カザフスタン、カタール、キプロス、キルギスタン、韓国、キューバ、レバノン、ルクセンブルク、モーリシャス、モルディブ、マルタ、モロッコ、メキシコ、アラブ首長国連邦、ポルトガル、サウジアラビア、北マケドニア、セイシェル、セルビア、シンガポール、シリア、アメリカ、タジキスタン、トルコ、ウズベキスタン、スイス、スリランカ、エチオピア、日本である。

 飛行機に搭乗するには、ロシア入国の72時間以内に実施したPCRテストで陰性であることを証明しなくてはならない。2歳以下の子どもはその必要はない。この証明書を持っていれば入国時の隔離は要求されない(そもそもそれがないと、搭乗出来ない)。さらに、ロシア到着時に特別な書式(サンプルはこちら)に必要事項を記入する。そして新型コロナウイルスに感染した際にかかる医療費については感染者が負担しなくてはならない。

 ユーラシア経済共同体(アルメニア、ベラルーシ、キルギスタン、カザフスタン)市民、(加えて2021年9月1日以降はすべてのCIS市民)は、ロシア入国するにあたり「Traveling without COVID-19」というモバイル・アプリをインストールし、そこにPCRテスト結果を入力する。

 ロシアでは、すべての公共交通機関やショッピングモールなどの公共の場所ではマスク装着を引き続き求められているが、屋外ではその限りではない。

ビザについて

 ロシアは各国向けに独自のビザ規定を設けており、ロシア大使館や各国のビザセンターのウェブサイトを見てチェックすることができる。すでにビザを持っており、入国可能の国の市民であれば、そのビザでロシアに入ることが出来る。ビザを新たに取得しなくてはならない場合は、それぞれの国にあるビザセンターか大使館に行って申請する必要がある。ロシアでは再び観光ビザ、商用ビザはじめ他の種類のビザを、空路を再開した国の市民に対し、発行を始めている。気を付けなくてはならないことは、観光ビザについては、宿泊するホテルの予約証が必要で、それがあれば6か月までの有効期限のビザがおりる

 その他にも、EUや日本、中国など52ヵ国の市民については、電子ビザで入国できるようになる。電子ビザは4日間で発行され、滞在先を確約する書類などを提出する必要はない。 さらに、クルーズ船客については、ビザなしで72時間以内の滞在がふたたび出来るようになる。

 注意!多くの国では未だに観光目的での出国制限がある。そのため、ロシアのビザを持っているからと言って、出国できる保証はない。このことは旅行計画を立てる際に確認しておくこと。

上記のすべての情報は2021年7月23日時点のものである。

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