ロシア風ホテル、トップ10(写真特集)

観光・自然
アレクサンドラ・グゼワ
 新しい豪華なホテル、古いソ連のホテルなど、ロシアには多様なホテルが幾千とある。しかし本物の木造の御殿に泊まることもできるのである。

1. 森の御殿(コストロマ) 

 アスタショヴォ村にあるこの家はロシアのおとぎ話に出てくる御殿を思わせる。これは20世紀初頭に農民のマルチヤン・サゾノフが自分の手で建てたもの。ソ連時代、ここには長い間、空き家となっていたが、2000年になって、モスクワの企業家とボランティアらが修復作業に乗り出し、ホテルとしてオープンした。ここでは、都会の喧騒から離れて、ロシア的な風景に浸り、典型的なロシアの自然を楽しむことができる。宿泊料は4,000ルーブルから11,000ルーブル(およそ5,700円から16,000円)。

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2. コロヴニツカヤ・スロボダ(ヤロスラヴリ) 

 「黄金の輪」の都市の一つ、ヤロスラヴリの活気ある中心地から自動車でわずか5分のところに、ロシアの静寂と安らぎの島である宿泊複合施設コロヴニツカヤ・スロボダがある。ホテルはヴォルガ川沿岸の古代の教会群の近くの素晴らしい景観が広がる場所に立っている。とりわけ、コロヴニキにある金口イオアン教会はあなたの想像に衝撃を与えるだろう。

 15分も歩けば、ヴォルガ川とコロステリ川が合流する岬の美しい景色が広がる。スロボダには、2つの大きな御殿と6つの木造家屋があり、木造家屋にはそれぞれにバーニャ(ロシア式サウナ)がある。宿泊料は2,000ルーブルから10,000ルーブル(およそ2,900円から13,500円)。

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3. パーク・ホテル・ベレンデーエフカ(コストロマ) 

 ベレンデイは、ロシアのおとぎ話に出てくる森の皇帝の名前。おとぎ話の登場人物としてはかなり有名なキャラクターである。またベレンデイとは13世紀より前にルーシに住んでいた民族の名前でもある。コストロマには「ベレンデイの御殿」と呼ばれる博物館がある。

 ここにはロシアのおとぎ話、古代の習慣、生活様式、工芸品などが展示されている。博物館の近くにもう一つ御殿があり、これがロシア風のホテルである。ここには宿泊人数が異なるいくつかの部屋があるが、中には2階建て担っているグランドデラックスルームがある。宿泊料は2,000ルーブルから9,000ルーブル(およそ2,800円から10,000円)。

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4. エスノ・ホテル「ベレンデーエフカ村」 

 ベレンデイの名がつけられたもう一つの宿泊施設がアルタイ地方にある。敷地内には、2つの部屋がある木造家屋やデラックスタイプの「ツァーリの御殿」などいくつかの御殿と山スキー場がある。

 ホテルには独自のチーズ工場、バター工場があり、19世紀の技術と地元の素材、そして樫のプレスマシンを使って、天然のバターが作られている。またカフェ「トラペズナヤ」ではロシア料理(ベジタリアン用のメニューも豊富に揃っている)とホームメイドのモルス(果実のジュース)をオーダーすることができる。宿泊料は3,000ルーブルから16,000ルーブル(およそ42,000円から23,000円)。

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5. セミゴーリエ(イワノヴォ州) 

 イワノヴォ州シャルドヴォ村にある「セミゴーリエのダーチャ・ホテル」はコテージとホテルから成っている。すべての部屋は木造で、本物のロシアの家屋にいるかのように感じることができる。

 ここでは森を散歩したり、バーニャ(ロシア式サウナ)で汗を流したり、ヴォルガ川の岸で丸太の洗い場で体を洗うことができる。宿泊料は3,000ルーブルから20,000ルーブル(およそ4,200円から28,000円)、健康スパの使用料は別料金となっている。

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6. ブティック・ホテル・セネシャリ(モスクワ州)

 モスクワ州にもロシアらしさを前面に押し出した場所がある。ただしかなりきらびやかにはなっている。セネジ湖畔に立つブティック・ホテル「セネシャリ」の名前は、エカテリーナ2世の馬の名にちなんでつけられた。

 エカテリーナ2世はペテルブルクからモスクワにしょっちゅう旅をしたが、そのときいつもこの辺りに宿泊した(当時、湖自体はなかった。伝説によれば、湖は、エカテリーナ2世と馬のセネシャリが喉の渇きに苦しんだことから作られることになった運河が建設されたときに生まれたとされる)。2つの大きな御殿には客室が12あり、その内装では絶妙な形で、ロシアスタイルとフランスの伝統的なスタイルが融合されている。ロシア式サウナもある。宿泊料は20,000ルーブル(およそ28,000円)より。

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7. シャレー「タイガのダーチャ」(モスクワ州)

 モスクワ郊外のホテルはタイガから遠く離れたズヴェニゴロドにあるのだが、森の中にタイガのロマンを感じさせる小さなシャレーがいくつも立っている。「森のスロボダ」、「狩猟のスロボダ」、「タイガの民の家」などといった客室の名前が、木の香り、ペチカの火のはぜる音、田舎のロシア料理、釜で作った料理などを連想させる。

 宿泊料は1泊14,000ルーブル(およそ20,000円)。また宿泊客らはセイヨウスギでできたサウナを楽しんだり、ロシア式サウナで昔のように汗を流したり、松ぼっくりを使って沸かしたサモワールのお茶を飲んだり、森の小径を散歩することができる。

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8. プシカルスカヤ・スロボダ(スズダリ) 

 黄金の輪に含まれる都市の一つであるスズダリは、ロシアのおとぎ話のための装飾そのものである。この街には、ロシアを感じる宿泊施設がたくさんある。というのも、地元の住民たちが自分たちの木造家屋を宿泊客のために提供しているからである。しかし中でももっとも有名なホテルがプシカルスカヤ・スロボダという快適なロシアスタイルの家屋である。ただし客室はクラシカルなスタイルの部屋しかないため、古いロシア家屋(プラズマテレビとセキュリティボックス付き)の雰囲気を楽しみたいなら、2ルームのスーペリアを選ぶとよい。

 宿泊料は8,000ルーブル(およそ10,600円)から。敷地内にはロシア料理のレストランがあり、しばしばお祭りが開かれている。とりわけマースレニツァ(バター祭り)は盛大だ。近くには有名な木造建築博物館があり、18世紀、19世紀の教会や家屋を見ることができる。

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9.マンドロギ(レニングラード州)

 ヴェルフニエ・マンドロギ村は、カレリアとの境界線のすぐ近く、レニングラード州を流れるスヴィリ川の岸の風光明媚な場所にある。しかしこのホテルには自然の美しさはもちろん、丸太でできた家屋、木造の教会などの素晴らしい見どころがある。これらの建築物はすべて、ヴォログダ州の遠く離れた村で老朽化していたものを移築したものである。

 現在、マンドロギは村全体が娯楽の場所となっており、ロシアの生活を感じ、1日、ロシア北方の19世紀の農民になり、ロシアにどっぷり浸れる場所となっている。宿泊料は1泊4,000ルーブルから70,000ルーブル(およそ5,300円から100,000円)。

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10. パーク・ホテル・デルボヴェジ(トヴェリ州)

 デルボヴェジ湖(モスクワの西400キロ)の湖畔にあるロシアスタイルの宿泊施設。自動車で旅行をする際の中継地として1泊するのに便利な場所であるが、ここで週末を過ごすのも悪くない。客室には、木造家屋から2人用の貴族風御殿まで、さまざまな選択肢がある。宿泊料は1泊3ルーブルから12,000ルーブル(およそ4,400円から19,000円)。

 ロシア式サウナがいくつかあり、浮遊型サウナ、古くからあるブラックサウナ、洗礼盤、ビーチ、釣場、狩猟場まである。地元のレストランでは、地元の食材、デルボヴェジ湖の魚を使ったロシア料理が提供されている。またこの施設では、働くすべてのスタッフがロシア風の衣装を身につけている。

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