JNTOによれば、昨年12月の訪日ロシア人の数は8万8,000人で、これは一昨年の同じ時期に比べて40%の増加となった。
観光客の増加は、日本と極東を結ぶ航空便の本数が増加したこと、モスクワから東京に向かう航空機の座席数が増加したこと、さまざまなイベントを目的として日本に向かう観光客が増加していることなどによるものとされている。
このほか、専門家らは観光客の増加について、昨秋、日本で開催されたラグビーワールドカップもその理由の一つだと指摘している。この大会で、ロシア代表チームは2度目の出場を果たした。
なお2019年の訪日外国人全体の数は3,100万人以上にのぼったが、1番多かったのが中国人(959万人)、2番目が韓国人(558万人)、3番目は台湾人(489万人)であった。また観光客の訪問が急増している国の上位5カ国はベトナム(27,3%増)、イギリス(27%増)、ロシア、フィリピン(21,7%増)、タイ(16.5%増)であった。
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