ー ビザを取得する。
ー フライトとホテルを予約する。
旅行の時期を選び(4~9月をお勧めする。寒いのが好きだという方12月か1月がよい。しかし、ヨーロッパ・ロシアでは暖冬化しているので、どちらも楽しめるだろう。
ー ロシアで休暇を楽しむなら、少なくとも1週間の余裕を見ておくこと。
ー ロシア人とのお酒を飲み方、冬に凍えないために、モスクワ地下鉄で迷わないために、など役に立つロシア・ビヨンドの記事を読むこと。
VDNKh(全ロシア博覧センター)
Legion Mediaこの首都全体をくまなく探検するにはもちろん時間がいくらあっても足りないが、初めての訪問で、早起きが苦にならないのであれば、3日あれば大丈夫だ。
赤の広場やクレムリン以外にも、多くの美しいところがある。―例えば、ゴーリキー公園。ここでは徒歩や自転車でモスクワ川沿いの素晴らしい風景を楽しめ、季節ごとにあらゆる種類の楽しいアクティヴィティをすることができる。その後には隣接するムゼオン公園に立ち寄れば、美しい景色とともに、おいしく食事ができる場所やソ連時代の彫刻やその他の芸術作品の「墓場」を見ることができる。
最近、改修されたVDNKh(全ロシア博覧センター)公園も行ってみるとよい。魅力的なソ連時代の雰囲気が味わえる。これらの公園は共に冬になると、スケートリンクが作られるが、VDNKhのリンクはモスクワ最大のものだが、ゴーリキー公園とは異なり、中心部に作られたものではない。
ロシアでバレエ鑑賞をするなら、あらかじめボリショイ・バレエのチケットを手に入れよう。しかし、チケットは高額で、希望する日のものが入手できないかもしれない。ボリショイ劇場はバレエの公演を世界中の映画館でライブ・ブロードキャスティングを行っている。
ロシア料理を楽しむことも忘れないで。-―お手軽な値段から高級なものまであらゆる価格帯のロシア料理レストランがあるので、こちらのロシア料理究極的ガイドを参考にするとよい。
スズダリ
Legion Media伝統的なロシアを体験するなら、もっとも「ロシア的」な町であるスズダリに行くのが一番である。モスクワからおよそ200キロ離れたとてもキュートなこの町には、こじんまりとした古い教会、木造家屋、美しい自然がある。
スズダリは人気のある観光地であるので、宿泊するつもりなら前もってホテルを予約する必要がある(多くの民泊施設もある)。しかしながら、1日で全部を見て回ることも出来る。スズダリの観光案内はこちらからどうぞ。
シャフモトウォ
Boris Kavashkin/TASS有名な作家、伯爵、科学者といった裕福な貴族たちは昔、郊外の領地で夏を過ごした。その中にはまさに地上の楽園のようなところがあった。そこには、小公園、小径、珍しい果物の木が栽培されている温室、アートギャラリーなど、眼を楽しませてくれるものがたくさんある。
すべてを紹介することは出来ないが、こちらの写真の中から気に入った場所に行ってみて。
この町への訪問を旅の最初にするのか、最後にするのかは入国地点がどこになるかによる。サンクトペテルブルクを旅の最後に取っておく人もいるし、この町を旅行のベースにする人もいる。すべてはあなた次第である。ただし、この街はモスクワからは700キロも離れていることを心に留め、慎重に選択しよう。とはいえ、夜行列車でのサンクトペテルブルク訪問が素晴らしい体験になることは間違いない。もし、シベリア横断鉄道で7日間の列車の旅を考えたことがあるのなら、まずはこの一夜の旅でロシアの鉄道を試して見ると良いだろう。もう少し穏やかに行きたいというのなら、4時間の列車の旅という選択肢もある。
鉄道駅から出ると、ネフスキー大通りを散策してみよう。美しい宮殿を見ながら歩いて行くと、ネヴァ河岸、冬宮前広場にたどり着く。-そこで、エルミタージュ美術館の入場券を求める列につこう。(予めネットでチケットを購入しておいてもよい)。
自転車を借りて、街のすべての名所を回るのはもっとも効率的な方法だろう。そして、冬宮前広場の前から出るボートに乗って、ペテルゴフに行こう。真夜中に跳ね橋が持ち上がるのを見るのもロマンティックだし、散歩をし、飲み食いしながら心ゆくまで騒ぐのも良い。そうしていると、この町にいつの間にか恋しているだろう。
サンクトペテルブルグのガイドはこちらからどうぞ。
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