モスクワっ子も知らないモスクワのちょっと変わった場所10選

Legion Media
 観光客の群れに出会うことなく、インスタグラムに投稿するためのちょっと変わった写真が撮れる最高の場所をご紹介しよう

1. 公園にある樹木の芸術作品(地下鉄ヴィスタヴォチナヤ駅またはイズマイロフスカヤ駅

 「イズマイロフスキー」や「クラースナヤ・プレースニャ」などのモスクワの公園を散策していると、木の幹におとぎ話の主人公たちが描かれているのを目にすることがある。これはモスクワのアーティスト、エヴゲニア・フルィニナさんが、強風や酷寒に傷つけられた樹皮を救うために始めたアートである。これらの絵は樹木に害を与えずに、単に白い色をつけるよりも遥かに面白いものとなっている。

2. オストロフツィにあるゾウの形の家

 建築家セルゲイ・コジュロが設計したゾウの家は実験的に建てられたもので、2009年以降、モスクワ郊外のオストロフツィ市の主要な観光名所となっている。この家の発注主が誰なのかは知られていないが、この4階建てのユニークな屋敷には今も住む人はいない。玄関には東洋風の装飾が施され、ゾウの鼻と鞍敷はインド風のオーナメントで飾られている。

 

3.チェブラーシカの電話ボックス(地下鉄VDNKh駅

 VDNKh(全ロシア博覧センター)の敷地内にはソ連時代を感じさせる多くの興味深い場所がある。たとえばロシアアニメ博物館が置かれているパビリオン「文化会館」のそばにあるのが、ソ連のすべての子どもと大人に愛されたアニメの主人公チェブラーシカの電話ボックスである。アニメの中では耳のふさふさしたチェブラーシカは最初、この電話ボックスで暮らしていたのである。

4. スターリン様式建築の模型(地下鉄VDNKh駅

 7つのスターリン様式建築すべてを見るのに、モスクワ中を移動する必要などまったくない。VDNKh(全ロシア博覧センター)にはこのすべての高層建築が集められたユニークな場所がある。建物の高さは人間の背より少し高いくらいだが、伝説的な建築物の細かいディーテールまですべてはっきり見ることができるように作られている。

5. 路面電車の駅「クラスノストゥジェンチェスキー・プロイエズド」 (地下鉄チミリャーゼフスカヤ駅

 モスクワには古いながらも、現在も機能している路面電車の駅がある。最初に建設されたのは1890年で、そのときは木造だったが、のちに建築家のエヴゲーニー・シェルヴィンスキーが鋳鉄の構造物と装飾物を付け足した。長いあいだ、この駅は荒廃状態にあったが、2018年に改修工事が終了し、蘇った。

6. フョードル・コニュホフの家博物館(地下鉄パヴェレツカヤ駅

 ロシアの有名な旅行家のフョードル・コニュホフの家博物館はモスクワの屋敷の中に隠れている。それほど大きくない敷地内には工房と奇蹟者聖ニコライの祈祷所があり、その壁には探検の途中で命を落とした偉大なロシアの旅行家で冒険家が書いた記念のプレートが掛けられている。

 工房と家の周辺にはコニュホフが敢行した探検にまつわる興味深い品々を目にすることができる。たとえば、コニュホフが単独で太平洋を横断したときに使用した面白いヨット「トゥルゴヤク」も置かれている。

7. 公園「チェルミャンカ」のアート作品(地下鉄オトラドノエ駅

 2014年、公園「チェルミャンカ」には、木と柳の小枝で作られた奇妙な形の人形が設置された。この風変わりな作品を作ったのはニコライ・ポリスキー。カルーガ州にあるニコラ・レニヴェツ村の有名なランドアートパークにたくさんのインスタレーションを作ったことで知られる。インスタレーションには公式な名称はないので、ファンタジーを働かせて、思い思いのタイトルをつけてみてはいかが?

8. 中世のお城地下鉄ノヴォコシノ駅

 モスクワには中世のお城風に作られた子どもと大人の両方を楽しませてくれる現代的な広場がある。ここにはぜひ休日に訪れたい。というのもイベントが催されたり、露店が出たり、フェスティヴァルが開かれたりするからだ。色彩豊かな装飾が施されているため、広場は写真撮影をする場所としても人気が出ている。これで、インスタグラムに載せる次の写真を撮る場所は決まりだ。

9. アートパーク「シンボル」(地下鉄プロシャジ・イリイチャ駅

 この現代アートの新しい公園は「シンボル」というクリエイティヴスペースの一部となっている。敷地内にはロシアの現代アーティストらによるパブリックアート作品が展示されている。公園の管理局は、アート作品の大部分はかつてこの敷地内にあった工場「鎌と槌」で見つかった素材で作られていると指摘している。

10.芸術家村地下鉄ソコル駅

 この芸術家村は木で作られた庭で、都会の喧騒から逃れることができる場所である。この芸術家村の歴史は1920年代に、有名な文化人や芸術家が生活しながら、作品を作ることができる村を作るという実験的アイデアから始まった。共同住宅のそれぞれの家は、ソ連の建築家たちのユニークな設計を元に作られており、通りの名前にもレヴィタン、スリコフ、ヴルーベリ、キプレンスキー、シーシキンなど優れた芸術家の名がつけられている。敷地内にはモスクワ初の共同住宅の歴史に起こったすべての出来事を紹介する博物館がある。その中では、1935年に飛行機「マクシム・ゴーリキー」の機体の破片が村に落下した事件についても触れられている。

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