高層ビルアンサンブル「モスクワ・シティ」には2つの展望台がある。メインの展望台は「インペリアル」タワーの56階にあり、エクスカーションに参加すればここに行くことができる。エクスカーションは30分おきに行われている。この展望台の利点は215メートルの高さにあることと、フロア全体が展望台となっているため1周ぐるりと見渡すことができることである。
もっとも高い展望台はパノラマ360で、「フェデレーション」タワーの89階にある。
住所:PresnenskayaNaberezhnaya, 12
オスタンキノ・テレビ塔へのエクスカーションでは2つの展望台を周ることになっている。1つは高さ337メートルに位置する屋根と窓がついたところ、そしてもう1つが高さ340メートルに位置するより開けた展望台である。オスタンキノはかなり長いこと(モスクワ・シティの展望台がオープンするまで)、最も高い場所からモスクワを一望できる場所であった。その展望台からは、VDNKh(全ロシア博覧センター)、植物園、高層ビル群「モスクワ・シティ」をはじめ、多くのモスクワの名所を目にすることができる。
もしここに登ったなら、ぜひカフェに立ち寄ってほしい。このカフェは、床が常に回転しているとことで知られ、40分間に360度一回りする。
住所:Akademika Koroleva St, 15
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クレムリンに行ったなら、イワン大帝の鐘楼の展望台に登ることができる。高さ25メートルの展望台で、そこに行くには137段の階段を登らなければならない。上からはクレムリンの聖堂広場とモスクワ川岸の素晴らしい景色が広がっている。
住所:Kremlin
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中央子供用品店の展望台からはノーヴァヤ広場とコテリニチェスカヤ堤防沿いビルが見える。
エカテリーナ・チェスノコワ撮影/Sputnikルビャンカにある中央子供用品店の屋根にも、モスクワの中心部を一望できる小さな展望台がある。そこからはクレムリン、聖ワシリー聖堂、救世主キリスト大聖堂、そして中央の通りを眺望することができる。展望台に備え付けられた双眼鏡を使うと、クレムリンの塔やイワン大帝の鐘楼の丸屋根の下に、金色で3段に書かれた文字をも見ることができる。
住所:Teatral'nyy Proyezd, 5
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モスクワ川岸の切り立った岸の上の展望台はモスクワの主要なものの一つと言っていいだろう。入場は無料。ここからモスクワの中心部や「ルジニキ」スタジアム、モスクワの有名なスターリン建築などを見ることができる。
2018年以降は、「ルジニキ」スタジアムからロープウェイでこの展望台に登ることができるようになっている。展望台に着くまでの景色もかなり印象的だ。
住所:University Square
ロシア科学アカデミーの展望台からは雀ヶ丘から見られる景色とほぼ同じものを見ることができる。この2つの見どころはかなり近くに位置している。ここからはアンドレーフスキー修道院、高層ビル群「モスクワ・シティ」、モスクワ国立大学の学舎、「ルジニキ」スタジアムなどが見える。この展望台の一番よいところは、来訪者が少ないということであろう。
住所:LeninskyAve, 32А structure 1
サイト:www.ras.ru
ゴーリキー公園を散策するなら、ぜひ展望台を訪れてみよう。中央入り口のアーチの屋根からは興味深いものをたくさん見ることができる。双眼鏡を通すと、公園の並木道やクリミア橋、スターリン様式建築、救世主キリスト大聖堂などがよく見える。
住所:Krymsky Val, 9
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