ロシアの空港の「大きな」変化とは?―何か心配することはあるか?

キリル・ズイコフ撮影/Moskva Agency
 ロシアの44の空港の名称が、ロシアの偉人にちなんだものに変わろうとしている。これに関して、ロシアに旅行に来る人や、ロシアの空港を経由する人たちがこのことを気にする必要はあるのか?

 5月31日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの過去の指導者、作家、芸術家、宇宙開拓者の名を、44の空港につけることにする大統領令に署名した

 大統領令では、モスクワのドモジェドヴォ空港は、新たにロシアの有名な科学者であるミハイル・ロモノソフの名を冠し、シェレメチェヴォ空港は、偉大な詩人であるアレクサンドル・プーシキンの名を冠することになる。また、ヴヌコヴォ空港はソ連の航空機設計者であるアンドレイ・ツポレフの名を取ることになる。

 ソチのアドレル空港やクリミア半島のシンフェロポリ空港を将来利用することがあるなら、その名称が、ソ連の宇宙飛行士、ヴィタリー・セバスチャノフや海洋絵画の巨匠、イワン・アイヴァゾフスキーにそれぞれ変更されることを覚えておくとよい。

 アントン・チェーホフ(ユジノサハリンスクのホムトヴォ空港)、ドミトリー・メンデレーエフ(チュメニのロシノ空港)、エリザヴェータ・ペトローヴナ女帝(カリーニングラードのフラブロヴォ空港)、エカテリーナ2世(クラスノダールのパシュコフスキー空港)、ミハイル・レールモントフ(ミネラールヌィエ・ヴォードィ)などが、選ばれた44人のロシアの偉人の一部で、それぞれ空港の名称になった。

 しかし、これらの名前は適当に選ばれたのではなく、当局によって2018年の夏に一般に実施されたオンライン投票の結果、決まったものである。 

 一方、これは旅行者にとってはどういう意味があるのか?これらの名前を記憶する必要はあるのだろうか?すでに購入したチケットは交換しなくてはいけないのか?ありがたいことに、この変更は空港の法的名称や国際的な空港コード、公式な登録名には何の影響もない。実際、これまでの空港名も今まで通り使用されるので、単に追加の名前を得たに過ぎない。

  「実際にそのように名称が変更されるというわけではない」「ここではヴヌコヴォ国際空港という名称をこれまで通り使い続ける予定である。加えて、ツポレフ記念空港という名称を持つことになる。同時に、「ヴヌコヴォ」という名称と、空港コード「ロシア語のVNK、国際的なVKOとUUWW」は変わりなく、チケット、搭乗券や他の書類にもそれが記載される」とモスクワ、ヴヌコヴォ空港の広報担当者はロシア・ビヨンドに説明してくれた。

 というわけでパニックになるようなことは何もないので、ロシアの旅を存分にお楽しみあれ。

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