全日本空輸(ANA)が今年モスクワとウラジオストクに初めて定期便を就航させる計画だ。日露間の経済協力の活発化が背景にある。日経新聞の報道を元にRIAノーボスチが伝えた。これによれば、東京とこれら2都市とを結ぶ便は2019年度中にも利用できるようになる。
現時点で東京―モスクワ路線で定期便を運航している日本の航空会社は、日本航空(JAL)一社だけだ。日本からウラジオストクへの旅客輸送は、ロシアの航空会社のみに担われている。
同紙の情報によれば、2017年12月から2018年11月までの東京―モスクワ路線の利用客数は、前年同期と比べて10パーセント増加し、14万人に達している。東京―ウラジオストク路線では、同時期の利用客数は前年比で20パーセント増加し、約7万人に上っている。
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