ロシアで余計なサービスを省いた低料金列車が運行

キリル・カッリニコフ撮影/Sputnik

 ロシアの鉄道での旅行がこれまでより安くなりそうだ。鉄道事業(料金、輸送)を管轄するFPC(連邦旅客企業体)が、低料金のサービスを新たに設定すると発表したのである。ただし運行が開始されるのは2025年で、このサービスは豪華さとは対極のものになると覚悟する必要がある。

 ロシア通信社によれば、FPCは「新しい低料金サービスを計画しており、とてもユニークなものになる」と述べている。その計画とは、ロシアの鉄道は4種類の料金体系にするというもので、ビジネスクラス、コンフォートクラス、エコノミークラスに加え、より低コストクラスが登場する。

 このより低コストなクラスに使われる車両にはエアコンや化学処理式トイレの設備はない(旧式トイレのみ)。ただ夜行列車に寝台はつくようだ。保証されるのは、安いことと、楽しいこと。ただしその判断は人それぞれというところだろうか。

 ちなみに料金設定はまだ明らかになっていない。

 

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