モスクワを歩いていて、テレモク、グラブリ、ムームー、 ヴァレニチナヤ、シトールといったレストランを見つけたら、軽いランチや軽食を是非ここで試してほしい。これらはどこのロシアの家庭でも作られる典型的で手軽なロシア料理を出すチェーンレストランである。
しかし、もっと特別な場所を探しているというなら、以下のガイドと地図をぜひご参考に。
$$$$(予算2,500ルーブル=およそ4,400円以上)
プーシキン
「戦争と平和」に登場する貴族の雰囲気を味わえる。カワカマスのカマ・ブルジョワ風と自慢のデザートをぜひ試してみてほしい。
住所:26a Tverskoy Blvd
電話:+7 (495) 739 00 33
White Rabbit
世界のトップ50レストランのひとつ。White Rabbitは伝統的な料理と並んで、ヤルタのアカニシ貝、キャビア、黒海の牡蠣、クリミアのトリュフといった豪華な珍味も用意されている。
住所:3 Smolenskaya Sq., 16th floor
電話:+7 (495) 510-510-1 / +7 (495) 782-62-62
Beluga
クレムリンの眺めとともに、何十種類もの牡蠣と何百本ものウォトカ、ロシア中から集められた珍味がクリスタルのグラスと銀の食器で出される。お味見セットがおすすめ。
住所:15/1 Mokhovaya St., “National” hotel, 2nd floor
電話:+7 (495) 901 03 36
Matreshka
ロシアの古い商家を模したレストランでは子羊肉入り酢キャベツのスープ、ビーツの冷製スープと数々のペリメニ(ロシア餃子)が美味しい。
住所:2/1 b. 6 Kutuzovsky Avenue
電話:+7 (495) 154 65 68
Oblomov
「ホフロマ」装飾、サモワール、怠け者(この店の名の由来となった小説の主人公のような)料理が特徴の伝統的レストラン。メインデッシュはオーヴンで焼かれ、キュウリの漬物は自家製。
住所:5 1st Monetchikovsky Lane
電話:+7 (495) 953 68 28
Savva
クレムリンにほど近い歴史的なホテル、メトロポールの中にある。牡蠣、ロシア風ピクルス、極東からのシーフード、鴨肉入りボルシチがオススメ。付け合わせとしてニンニクとハーブの新ジャガをお忘れなく。まさにロシアのおばあさんの手料理の味が楽しめる。
住所:2 Teatralny Driveway
電話:+7 (499) 270 10 62
$$$ (予算1,500ルーブルから2,500ルーブル=およそ2,600円から4,400円)
Glavpivtorg
ルビャンカ広場の旧KGB本部横にある。キャビア入りロシアサラダとソ連時代の特権階級が出入りしていたような雰囲気が売り。
住所:5 Bolshaya Lubyanka St.
電話:+7 (495) 628-25-91
C.D.L.
元は作家クラブのような場所であった。このレストランでは、伝統的なロシア風のおもてなしをしてくれる。ウサギ肉 クランベリーソースと甘蕪がオススメ。
住所:50/53 Povarskaya St.
電話:+7 (495) 663 30 03
Dr. Zhivago
クレムリンが臨めるもう一つのレストラン。朝食が美味しい。キャビアとシベリア、極東、サハリンからの珍味も素晴らしい。
住所:15/1 Mokhovaya St.
電話:+7 (499) 922-01-00
Twins Garden
ロシアで採れる9種類の蟹を味わえるモスクワで唯一の店。
住所:8a Strastnoy Blvd
電話:+7 (499) 112 33 00
LavkaLavka
農協でもありレストランでもある店。 ボルシチ、豆添え鱈、 ビーツのパンナコッタなどすべての料理はロシア産の食材で作られている。
住所:21 Petrovka St.
電話:+7 (495) 621 20 36, +7 903 115 50 33
Selfie
クールスク産のポーク、ムールマンスク産のオヒョウ、ブリャンスク産の子羊、トヴェリ産のアスパラガス、クリミア産のトリュフ等ロシア各地の特産品の魅力を楽しめる店。
住所:31 Novinsky Blvd, 2nd floor
電話:+7 (495) 995 85 03
Yar
ジプシーと革命前の放蕩なパーティの雰囲気が売り。料理は古いレシピで作られたスターレットスープやロシア風サラダがオススメ。
住所:32/2 Leningradsky Avenue, "Sovetsky" hotel
電話:+7 (495) 960 20 04
Teatr Korsha
国民劇場の中にある1885年より続くレストラン。うずら料理、ポジャルスキーカツレツ、伝統的なマッシュルーム入りそばの実のカーシャ(粥)が有名。
住所:3 Petrovsky Lane
電話:+7 (495) 694 50 38, +7 (495) 694 50 42
Voronezh
歴史的な建物の中にあるレストラン。3つのフロアからなり、各フロアでメニューが違う。スナックバーのフロア、野菜、魚、穀類の3種類の素材別料理のフロア、30種類もの肉料理のフロアである。
住所:4 Prechistenka St.
電話:+7 (495) 695 06 41
Tchaikovsky
チャイコフスキーコンサートホールにある。コンサートに出かけた時に、ボルシチ、魚のスープ、ピロシキなどで楽しませてくれる。
住所:4/31 Triumfalnaya Sq.
電話:+7 (495) 699 92 41
Ottepel
ソ連時代からある、全ロシア博覧センターのレストラン。パノラマ式の窓、テラスといったフルシチョフの雪解け時代のスタイルでデザインされている。料理はロシア風夏のスープ、オクロシカやペリメニ、カワカマスなどの伝統的なものに現代風アレンジをしている。
住所:119 Mira Avenue, VDNKh, pavilion 311
電話:+7 (499) 650 00 28
Golubka
美しいノヴォデヴィチ修道院そばにあるレトロなレストラン。パンケーキ、カーシャ(粥)、卵料理といった伝統的なロシアの朝食の他、鴨肉のコンフィや子羊のチェブレキが欧州料理と共に出される。
住所:53/55 Bolshaya Pirogovskaya St.
電話:+7 926 245 42 44
MariVanna
ロシアのマンション風な内装のデザインでおそらく世界的に最も有名なロシアレストランであろう。ロールキャベツ、ロシアのボロジンスキーパンのサンドイッチ、ラズベリースープが美味しい。
住所:10a Spiridonevsky Lane
電話:+7 (495) 650 65 00
Severyane
セヴェリャーネとは、北方から来た人という意味。大きいロシアの伝統的なオーブンで作られる暖かい癒し料理を出す。パンも自家製。カムチャツカ蟹のエクレア、ケシの実ブリオッシュと灰の中で熟成されたカマンベールチーズ、アンズダケ入りアスパラガススープが美味しい。
住所:12 Bolshaya Nikitskaya St.
電話:+7 (499) 348 83 32
$$ (予算700ルーブルから1,500ルーブル=1,230円から2,600円)
Dacha na Pokrovke
ダーチャと呼ばれるロシアのサマーハウスに行ってみたいが、まだ誰からも招待されていないという人向けに。ここでは、新鮮な野菜のダーチャ風サラダやキエフカツレツとなどの季節の料理を味わえる。
住所:16-18 b. 4-4a Pokrovsky Blvd, entrance from Podkolokolny Lane
電話:+7 (495) 542 62 30
Fedya, dich!
店名は直訳すれば、「フェージャ(ロシアの男の名前)、ジビエ料理だ!」となる。ここでは、イノシシのカツレツ、鹿肉の森のベリーソースかけ 、牛の頬肉の蒸し煮などが美味しい。最近人気のダニロフスキー食料品市場の一角にある。
住所:74 Mytnaya St.
電話:+7 916 747 01 10
Nikolai
バー&ビュッフェ。色々な中味のパイが主。中味はマスとほうれん草、七面鳥と乾燥プラムや伝統的なじゃがいもとマッシュルームからベリーが入った甘いパイ、カッテージチーズ、かぼちゃ入りなど。
住所:53 Pyatnitskaya St.
5 Staraya Basmannaya St.
30/2 Tverskaya St.
電話:+7 (495) 258-45-59
$ (予算500ルーブルから700ルーブル=880円から1,200円)
Lepim i varim
作って、煮るという意味の店名で、このチェーンのコンセプトでもある。いろいろな詰め物のペリメニ、つまりロシア人の大好きな水餃子を出す。新鮮な冷凍ペリメニを買って帰って家で食べることもできる。
住所:9/1 Stoleshnikov Lane
26/1 Prospekt Mira St.
26 Leninskaya sloboda St.
Stolovaya No. 57
スタローヴァヤというのはソ連時代の人々が好んだ食堂のこと。たくさんのステレオタイプな美食(ボルシチ、ペリメニ、
“毛皮を着たニシン”サラダやロシア風サラダ等)が食べられるカフェテリア。
住所:3 Red Square, GUM, level 3, line 3
電話:+7 (495) 620 31 29