1.モスクワシティー(モスクワ)
ヨーロッパで最も高い展望台があり、モスクワのパノラマが楽しめる。巨大なガラスでできている展望デッキはモスクワシティーコンプレックス内にあるフェデレーションタワーの89階にある。
運が良ければ、それが街の中心からどんなに離れていようとも、眼下に広がる米粒のようなビル群の中にあなたが泊まっているところを見つけることができるだろう。
このデッキには、レストラン、お土産屋、小さなアイスクリーム工房、モスクワを紹介するアニメが流されているミニシアターがある。
昼間の入場料は一人1,200ルーブル(およそ2,100円)で、早い時間に訪れれば、出費を抑えることができる。
行き方:
地下鉄で行くなら、デロヴォイ・ツェントル駅で降りる。ここでチケットを買うか、地下鉄駅からすぐのアフィモルトレードセンター2階にあるチケットオフィスで求めることもできる。チケットを手にしたら、フェデレーションタワーに行き、どのエレベーターに乗れば早く展望台に行けるのか職員に尋ねるといい。
2.聖イサアク大聖堂(サンクトペテルブルク)
この街の最大の見どころである冬宮前広場へ歩いて行く途中に、この象徴的な聖堂に数分でも立ち寄ることを忘れないでほしい。ここの屋根からはこの気高い都市の素晴らしさを最もよく理解することができる。展望台に向かうには、聖堂の入り口でチケットを別途求めなければならないが、料金はモスクワよりも手頃である。
行き方:
聖イサアク大聖堂は、この街有数の見どころであるので、どの観光地図にも載っている。 冬宮前広場からは歩いて行ける距離で、アストリアホテルの隣だ。冬宮前広場からアドミラルチェイスキイ通りを行くと、左手に聖堂が見える。
3.アフン山の展望台(ソチ)
わずか3階建ての塔であるが、山頂に位置しているためその展望はとても素晴らしい。ここからは、壮大な山並み、アドレル、オリンピック公園、黒海と海岸、それに隣のアプハジアの山々も眺望できる。料金はわずか100ルーブル(およそ180円)、しかも無料駐車場がある。地元のお茶とお菓子も売られている。
行き方:
一番分かりやすいのは、タクシーを使うこと。運賃はソチ中心部から700–1,000ルーブル(およそ1,240–1,770円)を超えることはない。
4.ママエフの丘(ヴォルゴグラード)
この街には高い塔はないのだが、この丘の上に建つ記念碑からは街の景色とヴォルガ河がよく見える。勘違いされていることが多いが、この母なる祖国像には展望台がない。しかし、この像が立つ丘の頂上から開けた眺めを見るのは素晴らしい。
行き方:
ママエフの丘はこの街の第一の見どころであり、ヴォルゴグラードアリーナ競技場の横という便利な場所に位置している。
⒌ セドフ通りにある展望台(ロストフ・ナ・ドヌ)
この河岸にある展望台はそれほど高くはなく、少し奥まったところにあるが、若者や、そこをとても気に入っている人、たまたま通りがかった人をも惹きつけてやまない。小さなデッキは木々に囲まれているが、ドン河を見渡すことができる。
行き方:
この展望デッキは、ロストフ・アリーナ競技場のちょうど河を挟んで向かいにある。競技場からヴォロシロフスキー橋を渡るだけだが、徒歩30分、車だと4分の距離である。ヴォロシロフスキー橋を渡って、右側のセドフ通りに出るとすぐ右手にデッキが見える。
6.エピファニー大聖堂の鐘楼(カザン)
赤くて、細くて、高い。これほど印象に残る建造物に気付かずに鐘楼を通り過ぎることはないだろう。鐘楼は市街部で最も高い建物の一つであるが、その眺めだけがこの街の見どころではない。赤いレンガで出来た小径を散策すると、それだけで忘れ得ぬ冒険ができるのである。
行き方:
地下鉄トゥカヤ広場駅からバウマン通りを進む。到着までは3分ほど。
7.ヴィソツキー高層建築(エカチェリンブルク)
エカチェリンブルクでもっとも目立つ建物で、街のどこからでも見える青い高層ビルは街の中心を見下ろす。このビルは昼も夜もオープンしていて、夜間は入場料は600ルーブル(およそ1,055円)にアップするが、イセチ川の素晴らしい眺めはそれだけのお金を支払う価値がある。
行き方:
建物はマルィシェワ通りとカルラ・リブへフタ通りの交差点にある。エカチェリンブルク動物園と薬品歴史博物館からも歩いて行ける距離である。