ロシア最西端、カリーニングラード地方はソ連時代から琥珀の生産で名を馳せていた。その当時は、ソ連全土から琥珀の宝石や装飾品を求めてやってくる人たちがいた。
琥珀は一般の人々だけでなく、エリートと言われる人たちの間でも人気であった。スターリン時代の琥珀のシャンデリアを見てもらいたい。数年前にカリーニングラード琥珀工場で保管されているのが見つかったものである。
このようなシャンデリアがモスクワの同盟会館の円柱の間に飾られている。そして外国からの来賓にもしばしば琥珀の美術品がプレゼントされたというのもうなづける。たとえば、1960年にはアメリカ大統領アイゼンハウアーに原子力砕氷船レーニンの琥珀製模型が贈られた。この複製品は現在もカリーニングラードの琥珀博物館で見ることができる。
聖イサアク寺院の琥珀縮小模型
AFPイヤリング
Amberholl琥珀製ネックレスいろいろ
Getty Images琥珀製煙管
Sun Stoneカリーニングラード在住芸術家ユーリー・ロパートキン作のレトロラジオ
カリーニングラード州琥珀博物館このような作品に大枚をはたく用意はまだできていない?土産屋に行けば、いろいろな値段の琥珀製品を見つけることはできるが、それほど良い品とは言えないものも多いので、気をつけること。
赤ちゃん用おしゃぶり
Amberhollサッカーボール(壁に描かれているプーチンの肖像も琥珀である)
Reutersマグネット
アレクサンドラ・カリニナ
*もっと変わったものや現代的なものを見たい?5人の宝石デザイナーがかつての琥珀の栄光を取り戻すような作品作りをしている。
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