レストラン“Red Fox”
報道写真クラースナヤ・ポリャーナでもっとも有名なレストランの一つ。ロシアの政治家や有名人御用達の店である。もちろん、ロシアの最高のシェフの一人であるウラジーミル・ムーヒンのオリジナルの料理はすべての人を満足させるものだ。
“Red Fox”のメニューは、世界のレストランベスト50で23位にランクインしているモスクワのレストラン”White Rabbit”の人気メニューで構成されている。料理は、黒海の魚、農場のチーズ、野生の小動物、カフカスの保護区域内の森で採れたハーブやベリーなど地元で取れる季節の食材を主としている。またレストランでは近海で捕れたばかりの海産物をオーダーすることもできる。
夜には暖炉が燃され、ドレスコードが設けられる。テーブルは予約しておいた方がよい。
平均予算は3,000ルーブル(およそ5,800円)〜
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, Gornolyjniy kurort “Roza Khutor”, naberejnaya “Lavanda”, 3
“フメリ・アイス・スネリ”は山の頂上のもみの木の林の中にある。ここではアジャリア風ハチャプリ、松ぼっくりのジャムとアプハジアのみかんを添えたスルグニチーズ、アドゥイゲのチキンのシャシリクなどまさに“ソチの”味を満喫することができる。
これらのカフカス料理、ロシア料理をオリジナルのスタイルで仕上げているのは若いロシア人シェフ、チムール・アグザモフ。レストラン内には自然の木で作られたアルプススタイルの雰囲気のよいホールとオープンテラスがある。
平均予算は1500ルーブル(およそ2,900円)〜
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, GTZ OAO “Gazprom”, vysota 1660m- Priyut Pikhtoviy
レストランの名前からご想像の通り、店はリゾート地“ローザ・フートル”の最も高い地点、ロープウェイ“カフカス・エクスプレス”の頂上駅にある。パノラミックな窓からはカフカス山脈の絶景が広がる。
オススメはカマスの魚卵。トーストとセイヨウワサビ入りのスメタナのムースと一緒にいただく。焼いたスルグニチーズにフェイジョアのジャムが添えられたものもおいしい。またここではグリントヴェイン(ホットワイン)を試してみてほしい。シェフ自ら山で摘んだハーブが使われている。
平均予算は1,000ルーブル(およそ1,960円)〜
住所:Krasnaya Polyana, Roza Khutor, Vershina Roza Pik, vysota 2320, 3-ya stanziya “Kavkazskogo ekspressa”
チェルケスの梨はこの地域の名産品で、レストランの名前はこれに由来する。多くの料理に梨が使われており、さまざまな組み合わせの梨の味を楽しみたいという方にオススメの場所。梨のピザ、梨のジャムが入ったヴァレーニキ(水餃子風のスイーツ)、梨のシードル、梨のソース、蒸し梨のデザートなどなど興味深いメニューがたくさんある。梨で何を作れるかという問いはここでは必要ない。なんでも作ることができるのである。
平均予算は1,500ルーブル(およそ2900円)〜
住所:Sochi, Gornaya Olimpiiskaya derevnya, Roza Plato, ul. Medoveya, 8/1
賑やかなグループで行くのに適したグリルレストラン。クラスノダールの農場から運ばれた羊肉に仔牛肉、黒海の魚とシーフード、また料理には主として香りのよいスパイスが使われている。人気があるのは家庭のレシピで作られたヒンカリ(大型の水餃子)とハチャプリ(チーズ入りのパン)。いずれもリーズナブルな値段でいただける。
平均予算は1,500ルーブル(およそ2,900円)〜
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, Gornolyjniy kurort “Roza Khutor”, Mzymta Dvor
ヨーロッパ料理が楽しめる小さな居酒屋。オススメは田舎風のパンに乗せたサケの前菜、多くの客に人気の温サラダ“狡猾なキツネ”、クラースナヤ・ポリャーナ風ボルシチ。魚料理のメニューも地元料理のスタイルで作られている。アカヒメジ、アカニシ、イガイなどいずれも黒海産である。
レストランを訪れていたヴィクトリヤさんは「ピアノの音楽が流れる中、良い雰囲気に包まれて家族で夕食を取ることができました」と感想を語ってくれた。
平均予算は1,000ルーブル(およそ1,900円)。
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, ul. Michurina, 1
ローザ・フートルでは黒海の真反対の端にあるロシアの料理を楽しむことができる。供されるのはカムチャツカのカニやサハリンのエビ、ホタテ、ツブ貝、ベニザケ、ホッケなどサハリン島の海産物だ。
「レストランで最初に目に入ってきたのは気持ち悪い海の生き物が入った大きな冷蔵庫」と話すのはナタリアさん。実際、この冷蔵庫にはさまざまな種類のエビやサハリンの牡蠣、極東産のホタテ、エスカルゴ、ウニなどが入っている。
ローバー(生貝バー)のメニューと並んで用意されているのがシェフのウラジーミル・ムーヒンとアレクサンドル・ヴャヘレフによるオリジナルメニュー。レストランには、これらの料理にぴったり合う豊富な種類のワインが揃っている。
平均予算は2,000ルーブル(およそ3,900円)〜
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, Gornolyjniy kurort “Roza Khutor”, nab. Lavanda 3
イタリアの雰囲気を楽しむことができる店。レストランはローザ・フートルの中央広場にある役所の建物の中にある。ピザ、ブルスケッタ、パスタなどいずれも皆に愛されるイタリア料理のメニューが用意されている。もちろんおいしいコーヒーとデザートもある。
スキーシーズンの最盛時にはリフトを待つ間にグリントヴェイン(ホットワイン)を頼むことができ、山から降りてくる途中でランチを取ることもできる。
平均予算は2,000ルーブル(およそ3,900円)〜
住所:Sochi, Krasnaya Polyana, Gornolyjniy kurort «Roza Khutor», ploshad' Ratusha, ul. Olimpiiskaya 35
“Endemic”マウンテンブルワリーはエクスカーションのために出かけるか、クラフトビールを飲みに立ち寄る場所である。この小規模なビール醸造所は山岳地のメドヴェーエフカ村にある。スキーリゾート地クラースナヤ・ポリャーナと黒海の東岸の間、海抜700メートルの場所だ。ここではアメリカのAmerican pale aleを思わせるMountain Aleを試すことができる。緑茶の香りと針葉の後味がするビールだ。また苦味があり、シトラスの香りともみの木の針葉の味わいが楽しめるRed Polyana IPAもオススメ。
チヴィジェプセから山道を通って車で15分。平均予算は1,500ルーブル(およそ2,900円)
住所:Sochi, Krasnopolyanskiy raion, selo Medoveevka, ul. Medoveevskaya 17
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