ロシアにいる間、旅や他の活動を少しでも安く済ませられる良い方法は、いくつもある。
1. できるだけ公共交通機関を使おう画像:アリョナ・レプキナ
ロシアに来たら、どこでも公共交通機関が使えることに驚くかもしれない。比較的小さな街でも、公共交通機関は機能している。
タクシーにお金を使い果たしてしまう前に、ちょっと尋ねるだけで、地元の人と一緒にトロリーバスで移動できる。
2. お得な交通カードを買おう画像:アリョナ・レプキナ
大都市には、地下鉄またはバスを使う、地下鉄とバスのどちらも使うなど、いくつもの選択肢がある。交通費を計算してみて、交通カードの値段と比べてみよう。カードを買った方がお得な場合は多い。
たとえば、トロイカ・カード(ロシア版スイカ)はモスクワの公共交通機関を使う場合に役立つ。地下鉄、バス、路面電車、短距離列車などで使うことができる。
3. 路上でタクシーを拾わない画像:アリョナ・レプキナ
タクシーがたくさん走っていることに驚くかもしれない。だが個人のタクシー・ドライバーが運転しているタクシーは、公式予約サービスのタクシーよりも高い場合が多い。モバイル・アプリもあるヤンデックス・タクシー(Yandex.taxi)やウーバー(Uber)を使えば、安くて安全だ。
4. 無料観覧日を待つより変わった博物館に行こう画像:アリョナ・レプキナ
「行列は長いけど、無料なの!」と、ロシアに暮らすアメリカ人作家で編集者のクリスティーナ・ロジヴァックさんは言う。だが、無料観覧日の行列は時に長すぎて、ただ時間の無駄になってしまうことがある。エルミタージュ美術館の行列に何時間も並ぶ時間があったら、他にたくさんのものを見ることができる。
サンクトペテルブルクで無料観覧日があったら、エルミタージュ美術館が大勢の人を吸収している間に、ロシア政治史博物館やレニングラード国立防衛・包囲博物館に行こう。外国人にはちょっととっつきにくい名称だが、ぶらぶらと歩きまわるだけで多くのことを学べるし、入館料は比較的安く、人の多さに悩まされることもない。
5. 本当の街の姿を見よう画像:アリョナ・レプキナ
有名な博物館・美術館めぐりに時間のほとんどを費やすのもいいが、ロシアを楽しみ、地元の雰囲気を感じることのできる方法は他にもたくさんある。晴れた日は、ロシアの街をガイドなしで歩くには良い機会だ。
一日中歩いてみよう。そしていくつかの古い教会を目指そう。教会の外や中で見上げるだけでも、多くの発見があるはず。次に、歩きながら、裏通りにひっそりとたたずむ小さな博物館を見つけたら、立ち寄って、中を見てみよう。
公園に行って、大きさを感じながら、すべての噴水を見て、地元の人が何気なく利用している場所や物もチェックしてみよう。マップにマークを入れておくと、一日で何を見たのかが後でもわかりやすい。
サンクトペテルブルクでは聖イサアク大聖堂にのぼって、街を見下ろすと楽しい。観光前に見たいものすべてをマップにマークを入れておけば、見落としもない。聞くほど簡単ではないかもしれないが、街を知るのに役立つはず。
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