ロシア初となるコロナウイルスの写真とゲノム(写真特集)

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ロシア・ビヨンド
 これらはワクチンの開発を助け、ウイルスの進化を理解する一助となる

 ロシアの研究者たちはコロナウイルスの完全ゲノム配列を解読することに初めて成功した。3月19日、ロシア保健省が明らかにした。

 ゲノムの解読に成功したのは、スモロディンツェフ記念インフルエンザ研究所の専門家らで、同研究所のドミトリー・リオズノフ所長代理は、「このコロナウイルスは我々にとっては新しいものであることから、その感染とロシア領内への侵入経路、またその変異について知ることは非常に重要なことである。この情報はワクチン開発、抗ウイルス薬の開発の一助となるだろう」と述べた。

 今後、このデータはWHO(世界保健機関)のデータベースに送られ、他の国々の研究者らにも公開される。

 一方、ノヴォシビルスクのウイルス学・バイオテクノロジー研究センター「ヴェクトル」の研究員らは、新型コロナウイルスCOVID-19の顕微鏡写真の撮影に成功した。地球上で1万人を超す人々が感染しているウイルスはこんな形をしている。

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