外国人がロシア軍の兵士になるために知っておくべきこと

ヴィターリイ・ネワル/TASS
 端的に言えば、母国で前科のない善良で屈強な者でなければならない。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2015年、どの国の出身者でもロシア軍に入隊できるようにする法令に署名した。

 したがって、もしあなたが最新のAK-12小銃を手に、有名な軍装「ラトニク2」を身につけて駆け出したければ、以下のことを知り、必須要件を満たしていなければならない。

パスポート

 2015年から、ロシア軍に入隊するのにロシアのパスポートは必要なくなった。国籍はどこでも構わない。

年齢

 ロシアの兵士になるためには、18歳以上、30歳以下でなければならない。

性別

 ロシア軍は男女とも受け入れる。だが、ロシア軍の女性兵士がAK-12を抱えて戦場を走ることはない。兵士志望の女性は誰でも歓迎されるが、軍の本部に勤めたり、衛生兵として働いたりすることになる。

 従事する仕事が何であれ、女性兵士もまた、ランニング、射撃、戦術など、あらゆる軍事訓練を受けなければならない。これは基本コースで、女性も受ける必要がある。

言語

 AK-12を抱えるタフな人間になりたければ、懸命に訓練を積んで教官の指示に従わなければならない。

 このためには、ロシア語の運用能力が必須だ。軍でやっていけるかどうかを測るロシア語テストに合格する必要がある。軍は言語ができることを重視しているため、非常に真剣な言語テストを受けることになることを覚悟しておこう。

法的問題

 これはロシア軍の入隊を目指す者にとってもう一つの大変重要な問題だ。ロシア軍は前科者、犯罪に関与した者、その他いかなる司法捜査を受けた者も受け入れていない。 要は、自国政府と良好な関係を持つ善人だけがロシア軍に歓迎されるということだ。

ロシア国籍

 もしロシア国籍を取得したければ、軍への入隊は選択肢の一つだ。軍に5年間勤務すれば、ロシアのパスポートを受け取れる。

契約

 ロシア軍との最初の契約は5年契約だ。したがって、この期間内は仕事、金、医療の心配はしなくて良い(ロシアでは兵士とその家族は健康保険に加入し、生活を保障される)。

どこまで昇級できる?

 外国人は、兵卒、伍長、軍曹、曹長として働くことになる。正直に言っておくが、外国人がロシアで将軍や提督になることはない。

給料

 兵卒の最低賃金はおよそ3万ルーブル(約5万円)だ。所属部隊、配属地によって異なる。

 例えば、ロシア北部で防衛に当たる兵士の給料は、モスクワ州で勤務する兵士の給料よりも高い。

住居

 ロシア軍に勤める限り、あなたと家族は基地近くに建設された軍人町に住むことになる。家族がいればアパートの一室、独身であれば一部屋が提供される。

自分の住居を得る

 3年勤務すれば、軍の20年の住宅ローン・プログラムを利用できる。簡潔に言えば、ロシア軍に勤務する限り、政府があなたの住宅ローンを払ってくれる。そうしてやがて、あなたはロシアに自分の住まいを手に入れることができる。

FSB(ロシア連邦保安庁)に入れる?

 無理だ。外国人は国家レベルの情報、諜報、機密を扱う仕事には就けない。

戦争でロシアのために戦うことになる?

 そうなる。

 戦争が起これば、ロシア軍の外国人兵士にも例外は一切適用されない。彼らもまた、小銃を抱えて突撃する兵士の一員となる。

契約方法は

 入隊契約をするためには、ロシア各都市の入隊事務所に行く必要がある。もし身分証明書に問題がなく、母国で前科がなければ、すべての書類に署名し、健康診断や体力テストを受け、そして技能と資格に応じた部隊に配属される。 

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