ロシアで8月からAK-12が発売される

АК TR3

Alexey Panshin/Sputnik
 民間市場向けの真新しいAKはおよそ1100㌦で、二、三の特徴を除いて軍用AK-12の特徴をほとんどすべて保持している。

 6月24日、カラシニコフ・コンツェルンが有名なAK-12の民間モデルの発売日を発表した。

 民間モデルの名称はAK TR-3で、価格は約1100㌦だ。

銃の特徴

 AK TR-3の新しい特徴によって、従来のAKの人間工学的側面が改良され、射撃の精度も向上している。機構の信頼の高さは保たれている。

 まずは武器の後ろ側から見ていこう。

 伸縮式のある新しい横折れ式ストックを備えており、射撃手の体型に合わせて調整できる。いかなる状況でも自分の体型に合わせることができる。防弾チョッキを着ている時でも、平原や森、射撃場の泥や草の中で匍匐前進している時でもだ。

 またAK TR-3の新しいグリップには、小銃を無力化するのに必要な器具がすべて備わっている。

 新しいAKのマガジンには、残弾数が分かる透明の窓が付いている。民間モデルのマガジンには10発しか入らない(これも軍用モデルと民間モデルの違いの一つだ)。

 だがこの小銃はAK-74やRPK-74のマガジンを装着できる。新しいRPK-16機関銃の96発入りドラムマガジンを装着することもできる。96発入りのマガジンを試せるのはカラシニコフの射撃場だけだが、小銃に装着できる可能性は残っている。

 小銃の上部と下部にピカティニー・レールがあるのも確認できる。このおかげで、さまざまなスコープやレーザーポインター、光学装置、フラッシュライトを取り付けることができる。

 小銃の先端に目をやると、軍隊式のマズルブレーキが見える。窓を割ったり、有刺鉄線を切ったりするのに使える。民間人の用途は不明だが、とにかく存在する。

 AK TR-3の動作機構が従来のものを踏襲していることは指摘しておくべきだろう。従来通り、回転ボルト閉鎖のロングストロークガスピストン方式が採用されている。

軍用モデルと民間モデルの最大の違い

 軍用モデルと民間モデルの最大の違いは、射撃モードにある。軍用モデルにはセーフティー、セミオート、2点バースト、フルオートの4つの射撃モードがあるが、民間モデルにはセーフティー、セミオートの2つの射撃モードしかない。これはロシア連邦の武器所持に関する法律で定められたことであり、自宅の中庭において手作業で元の4つの射撃モードに戻す改造を施すこともできない。

 2つ目の大きな違いもまた、銃の射撃方式にある。ストックを横に折った状態でAK TR-3を発砲することはできない(軍用モデルでは可能)。これもまた安全性に関する規定として法律で定められている。

 3つ目の違いは銃の使用弾薬だ。軍用AK-12は5.45×39 mmと7.62×39 mm弾とを使用できるが、民間モデルは7.62×39 mm弾しか使用できない。

 先述したように、AK TR-3は8月にロシア全国で発売される。価格は約1100㌦だ。

 小銃を手に入れるためには、2つの条件を満たす必要がある。一つは銃免許を取得していること。もう一つも重要なことで、ロシアに対し武器輸出の制裁を科していない国の国民でなければならない。

 例えば、米国民は本物のロシア製のAK TR-3を購入して本国に持ち帰ることはできない(「本物」と「ロシア製」という言葉を強調しておきたい。外国市場では必ず複製品が出回るからだ)。一方で東欧諸国や東南アジアの市民はこれが可能だ。

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