弾丸の先端の塗装は、弾薬の種類と用途とが容易に見分けられるようにするためのものだ。しかも特典として、塗装に使われる油には弾丸の腐食を防ぐ効果もある。
まず補足しておくと、同様の方法で弾薬を区別する方法は、拳銃弾から対空用の大口径の砲弾まで、様々なものに見られる。
ここでは、5.45✕39ミリ口径のAK-74とAK-12の弾薬に限ってご紹介しよう。
以前AK用の弾薬には、雷管と薬莢との連結部に塗装があった。これは弾薬の機密性を高めるためのものだった。しかし技術の進歩で、この工夫は必要なくなった。
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