セヴァストポリ港でのボラ級エアクッション・ミサイルコルベット。
ウラジーミル・ペスニャ撮影/Sputnik軍事用ホバークラフトの大半が上陸部隊用であるのに対し、ボラ級エアクッション・ミサイルコルベットは戦闘用だ。対艦巡航ミサイル「モスキート」を装備したこれらの軍艦は、ロシア南部の国境と黒海の防衛に当たっている。
スラヴィル9は汎用性の高いホバークラフト輸送機だ。数分で客室の席数を2席から12席に変えることができる。
巡視艇の旧基地でのホバークラフト「ムレナ」。
イワン・セミョノフ撮影/TASSプロジェクト12061「ムレナ」は、戦車一台か歩兵戦闘車2台、あるいは上陸隊員を140人輸送することができる。
イルビス・ホバークラフトは維持費がかからず、ほとんど24時間燃料補給なしで走行できる。北極やラテンアメリカの広大な土地で用いられているのも納得できる。
「海軍の日」のパレードの最終予行訓練。小形の上陸用舟艇「エフゲーニイ・コチェシコフ」。バルチースクの運河にて。
イゴリ・ザレムボ撮影/Sputnik全長57メートルのプロジェクト12322「ズブル」は、世界最大のホバークラフトだ。海軍部隊を敵側の海岸まで輸送できるだけでなく、140mmロケット砲「オゴニ」と接近戦用のAK-620システムで部隊を支援することができる。
普遍的な交通機関であるXG-8ホバークラフト。全ロシア博覧センターで行われた「Interpolitex-2017」という国際展覧会にて。
ミハイル・ジャパリゼ撮影新型のXG-8ホバークラフトは、民間用にも軍事用にも用いられる。釣りや狩りにも使用できるし、国境警備任務にも使用できる。
軍事用ホバークラフトの王者がズブルだとすれば、民間用の最高モデルはヒヴス48だ。全長19メートルで48人の乗客を輸送できる。民間用としてはロシア最大であり、世界でも屈指の大きなホバークラフトだ。
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