救助にも娯楽にも適した新しいホバークラフト

革新的産業間技術センター提供
 新しい船、車、または低空飛行機「XG-8」は、水難事故で人命を救助したり、他の場面で活躍できそうだ。

 「最初の15台は、国の救助機関にすでに販売されている。雪と洪水が生活につきものの、ロシア東部の雪の多い地域で使うことを目的としている」と、この船を製造したロシアの「革新産業間技術センター」のウラジーミル・クジミチョフ最高経営責任者(CEO)は「ロシア・ビヨンド」に話す。

 このホバークラフトは、1回の給油で氷上、海上、雪上、砂上を750㌔走行できる。最大速度は時速100㌔。ロシア海軍でも使えると、クジミチョフCEOは考える。「あらゆるタイプの海岸に軍隊を送る時に使うこともできる。この船の定員は、モデルによって、10~30人。どんな天候でも作戦を実施できる」

 さらに興味深い点は操縦性。413馬力のローターとエアバッグにより、氷上や雪上をスイスイと走ることができるため、娯楽にも向いている。「複数の実業家が所有するリゾートにこの船を購入した。冬に客を楽しませるために」とクジミチョフCEO。

 

新兵器になり得る?

 軍事科学アカデミーのヴァジム・コズリン教授はこう話す。「海軍にこういった船を提案したいのなら、追加的な装甲、重機関銃用の設備の統合も必要。それらの反動に耐えられるのか、実際の戦闘で無傷でいられるのかはわからない。『ウォーキング・デッド』(アメリカのドラマ)の新シーズンには間違いなく合う」

 とりあえず、国境警備には装備できそうだという。「多くの障害を走行突破できるだろう。即応部隊に適しているかもしれない」とコズリン教授。

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