2017年最も人気の検索語は:ヤンデックスの検索回数から

Global Look Press
 今年も残りわずか。行く年を振り返り、来る年を展望する時期となった。ロシアの今年のキーワードは何だったか?ロシアの大手IT企業「ヤンデックス」によると、今年の人気検索語には、暗号通貨、テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』、サンクトペテルブルク地下鉄の爆破テロなどが入っている。

 2017年が終わりに近づくにつれて、我々が待ち望んでいた問への答えがようやく出てきた。今や我々は、過去12ヶ月間、ヤンデックスで最も検索回数の多かった言葉を明らかにできる。

今年の大事件

 具体的な事件ということで言えば、最も関心を集めたTOP3は、4月に起きたサンクトペテルブルク地下鉄爆破テロ、ゲーム「青い鯨」をめぐる騒動(「青い鯨」は、SNSなどを通じて参加者に自殺を唆す、一種の「自殺クラブ」)、そして、映画「マチルダ」のスキャンダル(ニコライ2世と、その皇太子時代の愛人バレリーナを描いて、騒動になった)。

今年のアイテム

 グッズ、アイテムでいうと、ロシア人が検索してより多くを知ろうとしたのは、暗号通貨、ハンドスピナー、iPhone10であった。これら上位に続くのが、Samsung Galaxy S8、iPhone 8、アップデートされたNokia 3310、ヤンデックスの仮想アシスタント「Alisa」、ラップバトル、ブロックチェーンなど。

今年の映画、連ドラ

 映画でいうと、外国映画でロシア人がとくに関心をもったのは、ホラー映画「IT/イット」、「怪盗グルーのミニオン大脱走」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」。

 ロシアもまた、テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界的ヒットに巻き込まれた。その検索回数は、あらゆる連ドラ、テレビショーを上回る。これに続くのが、ウクライナのメロドラマ「Grechanka」とイギリス BBCの「SHERLOCK(シャーロック)」だった。

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