今後7年でロシア軍に装備される兵器

コムソモリスカヤ・プラウダ紙/RIA Novosti
 ロシアは2025年までに、第5世代戦闘機やおそらく世界最大の空母を含め、新時代兵器システムの建造に3150億ドル(約34兆9650億円)を費やす。

 ウラジーミル・プーチン大統領は近々、ロシア軍に予算を配分する大統領令に署名する予定。2018年から2025年までの軍事技術品購入資金が、海軍、空軍、陸軍に均等に分配される。

 具体的には、新世代兵器システムの創設(射程5000キロのミサイルを使用して、テロリストの標的を遠方から撃退できる新しい戦略爆弾PAK DAなど)、第5世代戦闘機Su-57、新時代戦車T-14「アルマタ」の導入に使われる。

 

艦隊の船舶

カリブル巡航ミサイルの発射

 艦隊用では、巡航ミサイル搭載の小型ロケット艦の建造に重きが置かれている。

 そのうちの一つは、ステルス技術が用いられた国内初のプロジェクト22800小型ロケット艦。最も強力なロシアの現代ミサイルに数えられる「カリブル」と「オニクス」を搭載した18隻の軍艦も装備される。

 ロシアのカスピ海艦隊が2015年、シリアのテロリストに向けて新しいカリブル巡航ミサイルを発射した時、世界を驚かせた。ミサイルはイランとイラクの地形の上を縫うように1500キロ飛行して、目標に到達した。

 これらのミサイルには500キロの爆薬が充填されており、爆破で数百メートル幅のクレーターをつくることができる。  カリブルは射程2500キロ、精度30メートルであるため、最も致命的な現代兵器の一つになっている。

 新たな装備には、大陸間弾道ミサイル搭載の新しいディーゼル電気原子力潜水艦、多数の補給艦、コルベット艦、フリゲート、科学船もある。

 果たして、ロシア連邦国防省は、世界最大の空母「シトルム」(特別な港湾インフラ整備費を除いた、航空機と船の純粋な費用は、70億ドル≒7770億円以上)を受け取れるのだろうか。

 シトルムの仕様は、航空機80機を搭載できるアメリカの空母「ジェラルド・R・フォード」の仕様に匹敵する。

 シトルムが建造されれば、艦隊で防衛される浮動空軍基地になる。甲板にはジェット機と爆撃機の滑走路が4本ある。受け取れるか否かは近々明らかになる。

 

空軍の軍用機

Su-30SM戦闘機

 空軍は、シリア戦争で使われたジェット機や爆撃機Su-35、Su-34などを増やす。また、「ルスキエ・ヴィチャズィ」航空団は、スタント・ショーで使用している高機動Su-30SMを受け取る。

 最も期待されているのは、第5世代戦闘機Su-57と第4++世代戦闘機MiG-35。

 第5世代ジェット機は、新時代ロケット・ステルス・システムの強化機12機以上で構成される(新エンジンのテストに合格次第)。

 24機以上からなるMiG-35シリーズも装備される。また、おそらく、最新型アビオニクス・ジェットの「超シリーズ」が「ストリジ」航空団に装備される。ストリジは世界各地の航空宇宙ショーでロシアを代表している。

 さらに、ロシアの空域からでることなく、地球の反対側にいる標的のテロリストを攻撃可能な巡航ミサイルを備えた、新時代戦略爆撃機PAK DAの開発にも国防省は多額を投じる予定。

 

地上軍の攻防

S-400「トリウムフ」

 地上軍用として、S-500「プロメテイ」防空システムの量産が始まる。400キロを防衛するS-400「トリウムフ」に代わる見込み。

 S-500は、高度100キロの近地球軌道の宇宙標的を含む、すべてのタイプの標的を撃墜できる。射程は600キロに広がり、超音速ミサイル弾頭を迎撃するだけでなく、秒速7キロの超音速弾道標的を検出して同時に10個迎撃できる。

 したがって、既存および将来の潜在的な敵の空襲システムからロシア全土を防衛する、追加的なシステムになる。

 時代遅れの戦車は、最新式のT-14「アルマタ」戦車に代わる。装甲車「クルガネツ25」と装甲兵員輸送車「ブメランク」も加わる。今後数年で、これらの兵器種すべてが北極地域に適合したものとなり、防空システムS-300V4と「Tor-M2」の北極版も装備される。

 さらに、歩兵には、数十年以内に主要武器になるであろう新しいアサルト・ライフルAK-12とAEK-971が装備され、空挺部隊に新世代戦闘機「ラトニク2」が装備される。

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