岸田外相にモスクワ訪問の意向

EPA撮影

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日本の岸田文雄外務大臣は、モスクワを訪問する意向を明らかにした。訪問はウラジーミル・プーチン大統領の日本訪問の準備の一環として行われる。第3回日本・ロシアフォーラム「ビジネス、投資、スポーツの接点」(21日、東京)の開会式で岸田外相のあいさつが読み上げられ、これが明らかになった。

 「プーチン大統領の日本訪問を調整すべく、個人的に努力している。この準備について考えながら、ロシアを訪問することを計画している。近い将来、このために必要な、すべての条件が整うことを願う」と岸田外相。

 岸田外相は、昨年11月に北京で行われたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の場で、安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳会談が行われたことを、改めて説明。両首脳はこの時、2015年にプーチン大統領訪問の準備を始めることで合意した。2月には準備の一環として、日本とロシアの外務次官級協議が行われたという。この際、政治的な問題について話し合われた。「両国は数日前、経済問題についても協議した」と岸田外相。

 岸田外相はまた、本日の日本・ロシアフォーラムによって「両国の著名人が活発な議論を行うことができ、それが今後の二国間関係の発展に貢献する」との自信を表明した。

 日露関係はさまざまな時期を経てきたという。「この間、当然ながら、困難な時期もあった。しかしながら、いかなる時でも、いかなる状況下においても、日本とロシアの対話継続にはとても重要な意味があると申し上げたい」と岸田外相。人的交流とその結果形成される両国民の信頼関係には、特に注目すべきだという。

 岸田外相はメッセージの中で、2014年が安倍首相とプーチン大統領の合意に基づき、武道分野の交流年と宣言されていたことに触れた。「これらの交流によって、日本とロシアの国民の信頼と理解が深まることは間違いない」と岸田外相は強調した。