「日本なしでもクリル開発」

ウループ島

ウループ島

=A・デニソフ/ロシア通信
 ユーリ・トルトネフ極東連邦管区大統領全権代表兼副首相はユジノサハリンスク市を訪問し、クリル諸島の「先行発展領域(TOR)」の創設を、日本側の参加を受けて共同で行うも良し、日本なしで行うも良し、との見解を示した。タス通信が2日、これを伝えた。

 ウループ島=A・デニソフ/ロシア通信ウループ島=A・デニソフ/ロシア通信

「クリル諸島の開発での協力について、日本側との話し合いが行われている間、ロシアはTOR『クリル』の創設を止めている。かといってずっと長く待つつもりはなく、有効な協力の形が見えずに話し合いばかりが続くならば、TOR創設をロシア政府に提案する。いかに開発するかを正しく把握しており、日本とともにそれを行うこともできるし、なしでもできる。いかなる問題もない」とトルトネフ副首相

 「先行発展領域(TOR)」とは、ロシアの地方の新型経済特区で、簡略化された行政、納税、通関制度が導入された特別な経済活動領域。サハリン州には現在、2016年3月に開設された2ヶ所のTORがある。

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