世耕経産相が訪露で協力推進

 ロシア経済分野協力担当相を兼務する世耕弘成経済産業相は11日、ロシアを公式訪問する。主な目的は、今後の日本とロシアの経済協力の推進。

 世耕経産相はこの訪問で、ウラジーミル・プーチン大統領が昨年12月15~16日に日本を訪問した際に決まった、両国の民間協力案件68件を実現させるために、注力する意向。世耕経産相がモスクワに出発する前に、これをタス通信に明らかにした。

 「プーチン大統領の先の訪日で、民間企業レベルなどで実現される事業の書類68件が結ばれた。日本から提唱したエネルギー、産業、都市計画、医療、インフラ整備など8分野での協力プランをもとに合意された。今後はこの計画を実現させ、日本とロシアがウィンウィンになる現実的な事業に変えていくことが、とても重要」と世耕経産相。

 

上院議員の交流

 世耕経産相とともに、日本の参議院議員もロシアを訪問する。日本代表団は、ヴァレンチナ・マトヴィエンコ上院(連邦会議)議長、上院国際問題委員会のコンスタンチン・コサチョフ委員長、その他の上院議員と会談する予定。

 「これは議会外交および政府機構が一つになってシナジー態勢で活動できることを示す、良い例である」と、コサチョフ委員長は先にタス通信に話していた。プーチン大統領とマトヴィエンコ議長の昨年末の日本訪問で、「政府間協力のまったく新しい組織『日露政府間・地域間協力促進諮問会議』が創設された」ことを、コサチョフ委員長はあらためて伝えた。

 コサチョフ委員長はまた、日本とロシアの上院議員が、アジア太平洋地域の議会間フォーラムの枠組みを含め、議会間プラットフォームで積極的に協力していることも伝えた。

*タス通信の記事を抄訳 

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