五輪個人戦女子シングル金メダリストのアデリナ・ソトニコワが、ロシア・サランスクで行われた「2015年モルドヴィア・オーナメント」に出場し、ショート・プログラムで自己最高記録を更新した。「タス通信」がこれを伝えている。
ソトニコワはショートで、トリプル・トウループ2回、トリプル・フリップ、ダブル・アクセルの3つのエレメントのコンビネーション・ジャンプを成功させた。
「記録を更新できて嬉しいけど、もっとうまくできるはず。昨シーズンの競技を見送って、ダンス・ショーに参加したことがプラスになったと感じる。音楽、動きの感じ方が全然違う」とソトニコワ。
この滑りで75.57点をマークした。ソトニコワの自己ベストは2014年ソチ冬季五輪でマークしたショートの74.64点。
今回のモルドヴィア・オーナメントは、昨年11月の練習中に足を負傷して以来の競技となった。
ソトニコワはショートでトップだったものの、2015年ヨーロッパ選手権の銅メダリストであるロシアのアンナ・ポゴリラヤがフリー・スケーティングで見事な滑りを見せ、ソトニコワより約10点多い合計214.07点で優勝した。ソトニコワは銀メダル。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。