59年前の1956年10月19日、日本とソ連の政府はモスクワのクレムリンで、荘厳な雰囲気の中、日ソ共同宣言に調印した。この宣言は今日でも、両国の関係を規定している。
日本とソ連の外交関係は1925年2月26日に樹立されたものの、1945年8月9日にソ連が日本に宣戦を布告したことから、解消された。両国は1956年10月19日、戦争状態の終結および外交関係の回復を定める本宣言に調印した。
日本政府は1991年12月27日、ロシアをソ連の法的継承国と認めた。
両国の関係は着実に発展している。同時に、未解決の南クリル諸島をめぐる領土問題が、二国間関係の重荷になっている。これにより、両国の間では、これまでと同様、平和条約が結ばれていない。
先月21日、岸田文雄外相のモスクワ訪問に際し、両国は外務次官レベルで平和条約に関する対話を再開させることで合意した。
*記事全文(露語)
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