ロシアなど140ヶ国以上が日本の旅博に集結

 日本旅行業協会(JATA)と日本観光振興協会が主催する年次旅行博覧会「ツーリズムEXPOジャパン」が24日、お台場の「東京ビックサイト」で開幕した。開催場所のお台場は旅行客に人気のスポット。主催者によると、今年はロシアを含む世界140ヶ国の旅行会社および代表団1100団体以上が参加するという。

 「近年、観光分野で大きく進歩できている。この博覧会は国際レベルの経験を交換できる良い機会」と、JATAの田川博己会長は開会式で話した。「東京はオリンピックの準備の重要な時期にあり、外国の客人にどのような日本のイメージを示したいのかを真剣に考えなければならない」という。

 ロシアの展示はロシア連邦観光局の支援を受けて行われた。ロシアのさまざまな地域を代表する旅行会社が多数参加している。また、ロシアの観光の潜在性を紹介してまわるプレゼンテーション・ツアー「ビジット・ロシア」も行われる。この戦略は、世界のさまざまな国でロシアの旅行事務所を開設し、諸外国とロシアの地域、旅行会社、輸送会社の提携関係を促進することを提案している。

 ロシアの観光協会「国境なき世界」のアセリ・スモリャル氏はこう話す。「国の観光商品のアピール、また新しい旅行先の発展を目的としている。ロシアの会社は昨年のツーリズムEXPOジャパンで大きな成功を得た。今年もそうなると見込んでいる。日本の旅行者には従来からモスクワとサンクトペテルブルクが人気。また、交通面から極東にも大きな関心がある」とスモリャル氏。

 この日本最大の旅行の祭典は、展示の多様性のみならず、華やかなイベントでも他を圧倒している。観光サービスの紹介以外にも、多くの参加国が民族料理や土産物のコーナーを設置している。

 

記事全文(露語)

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