元日本兵の遺骨 引き渡しへ

占守島で発見

 ロシア通信の報道によると、クリル諸島(千島列島)北部のシュムシュ島(占守島)で、第二次世界大戦中の戦闘の跡や遺品、遺骨が見つかり、元日本兵の遺骨も発見された。

 今年9月初め、 シュムシュ島(占守島)で、ロシア連邦国防省後援の第二次遺骨収集作業が始まった。このグループの専門家は、専用の機器や水陸の交通手段を有している。

 グループは、元日本兵のものを含む、遺品、遺骨のすべてを大陸に運び、精査する意向で、元日本兵の遺骨については、身元、所属確認の後、日本側に引き渡される。

 このほか、グループは、ソ連軍と日本軍の航空機が発見できると期待している。貴重な発見物は復元の上、博物館に引き渡される。

 なお、ポータルサイト「ロシアの世界(ルースキー・ミール)」の情報によれば、今年8月にシュムシュ島(占守島)に、1945年8月18日~23日の戦闘の記念碑が建立された。

 

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