ロシアが北朝鮮向け電気供給にターゲット

 「ルスギドロ(ロシア水力発電会社)」傘下の「RAO・ES・ヴォストーク(東)」は北朝鮮への電気エネルギー供給プロジェクトのフィジビリティスタディを策定した。

 RAO・ES・ヴォストーク」のセルゲイ・トルストグゾフ代表取締役はウラジオストクで今日開幕した「東方経済フォーラム」のロビーでネット・ニュース配信「レンタ・ル」に対してこう語った。

 トルストグゾフ代表取締役によれば、プロジェクトは計算済みであり、フィジビリティスタディも用意され、現在、チェックが行われ、最も受け入れやすいバリエーションが選択されている。トルストグゾフ代表取締役は電気供給は年内にも開始できると指摘している。

 「プロジェクト価格は送電網をどうするか、送電の電圧を110キロボルトまたは220キロボルトにするかで変わる。」

 プロジェクトは数段階に分かれたもの。第1段階では15~40メガワットの供給計画。トルストグゾフ代表取締役は「北朝鮮側とは技術上のスケジュールの観点からどう相互関係を図るか、相手がどう支払いを行うかという点を確認せねばならない。」第2段階は2-3年後で供給量は最高で400メガワットの計画。

 電力供給計画は北朝鮮のなかでもロシアとの国境に近いラソン区へむけたもの。ラソンは常時電力不足に悩まされている。電力供給拡大のため、新たな送電線、発電施設の建設が計画されている。北朝鮮への電力供給が実現されれば、将来は北朝鮮領内を通って韓国への供給が可能となる。

*「Sputnik日本」より転載